日々忙しい中、休みなく働いている私に妹が
緑の中を歩くことを勧めてくれました。
自分自身でもこんなにコンピューターに向かって
仕事ばかりしていると不健康になると危惧していたところでした。
勧められたお寺への山道は鋪装された坂道で
15分位歩き最後に急な階段を上ってお寺に着きます。
そのお寺の境内には木の下に木製のテーブルと椅子があります。
汗をかいてもそこで涼んでいると体にあたる風が
言葉で表せないくらい気持ちがよいです。
その風が境内の緑の木々をさやさやさせているのを見ながら
心地よい風にあたっていると
こんなに幸せな気持ちになれるのだと驚きます。
いつも水筒の飲み物を飲んだり
時には手作りサンドイッチやお握りを持っていて
食べると、いつもよりとても美味しいです。
青空カフエは、私が何も考えずにただただ自然に癒される
場所です。
気持ち良い風にあたりながら、英語の本を読んだり、
緑の木々をながめたりとなんとも幸せに時間を送れます。
お寺では、毎回参拝できる時間を持てた事への
感謝と、人々が健康で安全に暮らせるように願っています。
この気持ちよさを味わうために、週に一度は
行かずにはいられなくなりました。
「何もなくて、何も持たなくて、緑の中に入る時は、
何も考えないでしょう。
年とか仕事とか、女性とか。
そういうものをその時は捨てているんだよね。
ただそのままの中にいたとき幸せになれる。」
と妹は教えてくれました。