「ただいま~!」


「はなちゃんお帰り^^」


「おとうは?」


「もうじき帰ってくるわよ~。」


「おかあ、私おなか減ったよ~。」


「もう少しでおとうが帰ってくるからもうちょっと待っててね。」


「は~い。」


「その前に手を洗ってうがいもしてね。」


「は~い。」


「ただいま~!」


「あ!おとうだ!」


「はなちゃんただいま~♪」


「おとう、お帰りなさい。今日もお疲れ様^^」


「おかあ、ただいま♪おなか空いたよ…。」


「おとうもはなちゃんと同じ事言ってる(笑)もうちょっと待っててね。」


「はい!お待たせ~!ではみんな揃ったところで…」




いただきま~す!!ヽ(^o^)丿


「おいし~い!!」


「おいしいねはなちゃん♪おかあの作る料理は最高だね^^」


「我ながら今日の料理はおいしくできたわ♪」


「ねえねえ、おとう。なんでご飯を食べるときに『いただきます』って言うの?」


「はなちゃん良い事に気付いたね^^。『いただきます』はとっても大事な言葉なんだよ。」


「どうして大事なの?」


「それはね、食べ物は神様から頂いたものだからだよ。」


「えー!?神様からもらったものなの??」


「そうだよ。日本にはたーっくさんの神様がいるんだけど、その中のウケモチノ神という神様からたくさんの食べ物が生まれたんだ。」


「そうなんだ~!!」


「そしてね、このお米ができるまでにはたくさんたくさんたくさーんの人が関わっているんだよ。」


「山形のおじいちゃんも~?」


「そうだよ^^。山形のおじいちゃんが一生懸命お米を作っているよね。」


「うん。」


「そしてそのお米を食べ易いように精米する人もいるし、お米をお店に運ぶ人もいるし、お店でお米を売る人もいるんだよ。」


「うん。」


「お米を炊く炊飯器を作る人もいるでしょ?」


「あ!そうだね!」


「そしてこんなにおいしいご飯を作ってくれてるおかあもいる。」


「おかあ!ありがとう!」


「うん、おとうやはなちゃんがこうしておいしいご飯を食べられるのは、たくさんたくさんたーっくさんの人が見えないところでがんばって働いているからなんだ。」


「うん!」


「だからその人達に、『みなさんありがとう。頂きます!』ってお礼を言ってから食べるんだよ^^」


「わかった!いっぱいの人と、おとうとおかあにもいただきますって言う!」


「おかあもおとうにありがとう、頂きますって気持ちを込めて言ってるわよ♪」


「神様と、見えないところで働いてくれている人に感謝して、『ありがとう、頂きます』って言って食べようね。」


「はーい!!」








◆ハナちゃん


本編の主人公。小学1年生。活発な女の子。





◆おとう


ハナちゃんのお父さん。


椎名誠さんの岳物語にある「『さん』をつけられる程偉くは無いと言う」言葉に影響を受け、娘におとうと呼ばせている。





◆おかあ


ハナちゃんのお母さん。


やはり「『さん』をつけられる程偉くはない」という考え方から、おかあと呼ばれている。