「百合子ラヴァゲイン」~セレブ妻伊集院百合子の日常~第四話
↓とりあえず(仮)で、イラスト描きました。
「百合子ラヴァゲイン」~セレブ妻伊集院百合子の日常~目次はコチラ【画像クリック】
あっ!アレって、昔、わたしの家にあったヤツと一緒のコタツなんじゃないの?
赤なのか茶色なのか、よくわからない色のコタツ布団・・・。見た目だけで、すでに暖かいわ。その上に鎮座しているフチが金色のテーブル板・・・。表は木目柄だけど、裏はきっと緑色に違いないわ。
見つけた・・・。やっと見つけたわ・・・。マイ・ベストコタツ!!
って、えーーーっ!?
えーーーっ!?
えーーーっ!?
えーーーっ!?
だ、誰か、入ってる・・・。がっつり布団をかぶって座ってる。
なんなの、この男・・・。せっかくコタツに入ってるんだから、すましていないで、もっと幸せそうな顔をしなさいよ!
って、そうじゃない・・・。そうじゃなーい!
あのコタツ、スイッチ入っているのかしら?中は、ヌクヌクに暖まってるのかしら?
って、そうじゃない・・・。そうじゃなーい!
なんで、普通に、お店に展示してあるコタツに入ってるの?ん?ちゃんと靴は脱いあるわね。しかも、揃えて置いてあるわ。なかなかエライじゃない♪
って、そうじゃない・・・。そうじゃなーい!そうじゃなーーーい!!!
マジでなんなの、この人?ありえないわ。マジでありえないわ・・・。
あっ、こっち見た!
なに?なんなの・・・?えっ?なに、会釈してきてんのよ。
って、なんでわたしも会釈返ししてんのよ。
って、えーーーっ!?
えーーーっ!?
えーーーっ!?
えーーーっ!?
な、なに手招きしてるのよ、この人!?このわたしが、行くわけないじゃない。
・・・・・・。
って、なんで、わたし、靴脱いでるのー!?
あっ、こんにちわ。
って、なに爽やかに挨拶なんか交わしてるの、わたし!!この愛想笑い体質が、我ながら恨めしいわ・・・。
えーっと・・・、おじゃまします。
って、入っちゃった・・・。わたし・・・。コタツに・・・。
『入っても コタツのスイッチ 入ってない』
コタツの状態を、ウマイこと言いながら、一句読むなんて、やっぱりわたしって、風流も兼ね備えたインテリジェンスだわ。
って、そんなこと考えてる場合じゃない!
お店のコタツに入っているわたし・・・。
知らない男の隣に座っているわたし・・・。
一体なんなの、この状況・・・!?
次回予告
百合子の前に突然現れた謎の男。コタツのスイッチが入っていない事実が、マシンのように規則正しかった百合子の平常心を狂わせる。三国一の愛想笑い体質の百合子が、そこで見たものは!?
次回「百合子ラヴァゲイン」第五話も、よろしキュン。
銀河の歴史が、また一ページ・・・。
↓ランキング参加中♪クリックよろしキュン。