なにも残らない昔話#38 ~アニキ☆マンマン外伝~
二人の前に、次々に料理とビンビールが運ばれては、片付けられていきます。浮かれすぎているのか、花梨はハイピッチでビールをどんどん飲み干していきます。何本目かのビンビールを空けて、花梨は叩きつけるように、グラスをテーブルの上に置きました。
「エヌティジさん!」
「は、はい」
大きな声と、普段は可憐な少女が初めて見せる真剣な表情に、エヌティジはびっくりしてしまいました。
「エヌティジさん。あなたは、無茶をしすぎなんです」
「すんません・・・」
「戦うたびに倒れては、組織の人たちに助けられて・・・」
「すんません・・・」
「たくさんの人たちに迷惑をかけているんですよ」
「すんません・・・」
花梨は、転がるような可愛らしい声を響かせながら、厳しい口調でエヌティジを攻め続けます。エヌティジは、なんだか気持ちよくなってきました。
「みんな、どれだけ心配していることか・・・」
「すんません・・・」
「わかっているの!!」
さらに大きくなった声に、エヌティジはビクッとしました。
「わかっています・・・」
「いいえ、わかっていません!」
「・・・・・・」
ガタッ。
花梨は席を立ち上がり、エヌティジに向かって身を乗り出しました。
バリーン!!
花梨は手に持ったビール瓶をエヌティジの脳天に叩きつけました。茶色いガラス片が、キラキラと砕け散りました。
「わかっていません。花梨が、どれだけエヌティジさんのことを心配しているか・・・」
「子畑さん・・・」
酔っぱらうと、花梨は自分のことを名前で言ってしまうのです。エヌティジは、そんな花梨をいじらしく、とてもかわいいと思うのでした。
「花梨は・・・、花梨は・・・、あなたのこと・・・」
「わかってますよ」
「えっ・・・」
頭のてっぺんからダラダラと血を流しながらも、いつになく真剣な表情のエヌティジの視線が、心の奥まで見透かしているような気がして、花梨はドギマギしてしまいました。
「ヘイ、お待ち!サバの煮たヤツです」
何皿目かのサバの煮たヤツが運ばれてきました。
「エヌティジさん!」
「は、はい」
大きな声と、普段は可憐な少女が初めて見せる真剣な表情に、エヌティジはびっくりしてしまいました。
「エヌティジさん。あなたは、無茶をしすぎなんです」
「すんません・・・」
「戦うたびに倒れては、組織の人たちに助けられて・・・」
「すんません・・・」
「たくさんの人たちに迷惑をかけているんですよ」
「すんません・・・」
花梨は、転がるような可愛らしい声を響かせながら、厳しい口調でエヌティジを攻め続けます。エヌティジは、なんだか気持ちよくなってきました。
「みんな、どれだけ心配していることか・・・」
「すんません・・・」
「わかっているの!!」
さらに大きくなった声に、エヌティジはビクッとしました。
「わかっています・・・」
「いいえ、わかっていません!」
「・・・・・・」
ガタッ。
花梨は席を立ち上がり、エヌティジに向かって身を乗り出しました。
バリーン!!
花梨は手に持ったビール瓶をエヌティジの脳天に叩きつけました。茶色いガラス片が、キラキラと砕け散りました。
「わかっていません。花梨が、どれだけエヌティジさんのことを心配しているか・・・」
「子畑さん・・・」
酔っぱらうと、花梨は自分のことを名前で言ってしまうのです。エヌティジは、そんな花梨をいじらしく、とてもかわいいと思うのでした。
「花梨は・・・、花梨は・・・、あなたのこと・・・」
「わかってますよ」
「えっ・・・」
頭のてっぺんからダラダラと血を流しながらも、いつになく真剣な表情のエヌティジの視線が、心の奥まで見透かしているような気がして、花梨はドギマギしてしまいました。
「ヘイ、お待ち!サバの煮たヤツです」
何皿目かのサバの煮たヤツが運ばれてきました。
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※この話が、アニキ☆マンマン#1~ へ続くと思います、多分。
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