なにも残らない昔話#8 ~アニキ☆マンマン外伝~ | 「おっちゃん王国」NTG(大人になりきれないおっちゃん)のブログ

なにも残らない昔話#8 ~アニキ☆マンマン外伝~

なにも残らない昔話 ~アニキ☆マンマン外伝~


「それは、後世の歴史家たちが判断することだよ。われわれは、共通の志のために戦うだけの集団にすぎない。もしかしたら、単なるエゴイストなのかもしれないね」
ジャームの言葉には、答えはありませんでしたが、妙な説得力を含んでいました。
「わかりました、プロフェッサージャーム。わたしも、エゴイストのはしくれです。志のために、戦いましょう」
「ありがとう。・・・。いや、すまないね、アン=ジャレジ」
「それでは、わたしは仕事に戻ります」
エヌティジの表情から険しさがなくなりました。爽やかな笑顔をジャームに向けて、エヌティジは部屋をあとにしました。
ドンソンエンタープライズビルの地下三階。
エヌティジは、他のアルバイト清掃員たちと一緒に仕事の準備にかかりました。
就業時間が来ました。アルバイトリーダーの中年男性が、役割分担の指示を出しています。
「エヌティジさん、今日は、四階から六階を頼みます。香山さんとペアで行ってください」
エヌティジの隣にいた中年女性が、会釈してきました。エヌティジも、会釈しました。
「香山さん、よろしキュンお願いします」
「えっ?」
「あっ、えっ、えっと・・・。よろしくお願いします」


なにも残らない昔話 ~アニキ☆マンマン外伝~ 目次作りました【クリック】

今回の話は、わたしが大好きなあの美少女【クリック】 とのコメントのやりとりをしているうちに思いつきました。

※この話が、アニキ☆マンマン#1~ へ続くと思います、多分。