なにも残らない昔話#3 ~アニキ☆マンマン外伝~ | 「おっちゃん王国」NTG(大人になりきれないおっちゃん)のブログ

なにも残らない昔話#3 ~アニキ☆マンマン外伝~

なにも残らない昔話 ~アニキ☆マンマン外伝~



「あなた、いったいなんなの?どうやって、この家に入ってきたの?」
謎の男の出現。

突然の出来事にもかかわらず、冷静を装ったおばあさんが、その男に問い掛けました。男は笑みを浮かべながら答えます。
「わたしは、そこの“アンマン“に入っていたのです」
「マ、マジで!?」
おじいさんは驚嘆しました。
(あの小さなアンマンに、どうやってこの男は入っていたというのだ・・・。ま、まさか!?・・・・・。いや。きっと、そうだ。そうにちがいない!)
おじいさんは、大学生の時に研究していた、反物質と相対性理論のことを思い出しました。おじいさんの理論が正しければ、どんな大きさの物質であっても、粒子レベルで小さくできるのです。

おじいさんは、目の前の出来事に納得しました。
「しかし、なんでまた、こんな中に・・・」
おじいさんは、疑問に思いました。おばあさんも、同じ疑問を感じていました。
「あなたがたは、以前から、自分たちの子どもを欲しがっておられましたね。先日、偶然にも、わたしたちの組織は、そのことを知ってしまったのです。それは、わたしたちとあなたがたの利害が一致することを意味します」
「どういうこと?」
おばあさんは、男の言っている意味が理解できません。
「組織は、ある目的のために、わたしをこの世界に送り込む必要がありました。しかも、極秘で・・・。別世界の人間が、普通に社会生活をするには、誰かの家族として存在してしまうことが、最も最適な方法なのです。つまり、わたしが、あなたがたの子どもになるということ・・・。そこで、組織は、レイナさんがパートの帰りに必ず立ち寄るコンビニのスイーツコーナーの商品を買い占めました。代わりに、わたしが入ったアンマンを、半額と表示したバーコードシールを貼りつけて置いておいたのです」
「なるほど・・・。では、あなたが属している組織は別世界にあって、あなたも当然、別世界の人間だということか。しかも、あなたの組織は、コンビニのスイーツコーナーの商品を買い占めるほどの資金力もある。わしたちの望みや生活パターンを調べあげたり、アンマンに人間を閉じ込めるぐらい、雑作もないことなのですね」
急展開すぎる、信じがたい話でしたが、アンマンから人が出現した時点で、おじいさんは全てを受け入れました。おばあさんも、ここで納得しておかないと、物語がいっこうに進んでいかないと判断しました。



なにも残らない昔話 ~アニキ☆マンマン外伝~ 目次作りました【クリック】


今回の話は、わたしが大好きなあの美少女【クリック】 とのコメントのやりとりをしているうちに思いつきました。


※この話が、アニキ☆マンマン#1~ へ続くと思います、多分。