東京支社の小林です。
つい先日まで残暑・残暑と言っていたかと思いきや
急に冷え込んできました。
皆さま、風邪などひかれませんよう、体調管理に
ご留意ください。
私が約20年前に保険会社に入社する際、新入社員
全員が「私の一冊」と題し、自分の心に残る本を紹介
する企画がありました。
ということで、今回は、今の「私の一冊」を紹介します。
タイトル:東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと
著 者:菅 直人
2011年3月11日の東日本大震災と、その後の東電
福島原発の対応にあたった当時の首相の回想録です。
かつて経験したことのない大災害・大事故の終息に向け、
数々の決断に迫られる日々を過ごしたリーダーの苦しさ
がよくわかります。
そして、当時の日本が、原発事故に対して無力であった
ことも、あらためてよくわかります。
ご興味ある方はぜひご覧ください。
最後に、保険に携わる者として感じたのは、
世の中には、「想定内の事故」「想定外の事故」があり、
我々は、特に「想定外の事故」に対する対応を
しっかりやらなければ、ということです。
事故が起こらないのが一番よいのですが、
起こった後の対応をお客様と同じ目線で進めていきたいと
思っています。