台湾新幹線 改札のお作法
2日目(10月1日)は台湾新幹線を利用して桃園~左営(高雄)までの移動でした。
台湾は九州とほぼ同じくらいの大きさですので、感覚的には先日開通した九州新幹線に乗車するのと同じようなものですね。
台湾新幹線自体、700T型と呼ばれる、JR東海・西日本共同開発の車両を改良したものですから、日本人にとっては違和感が無いというか、目新しさも無いという、ちょっと寂しいような、物足りないような、、、
ただし、乗車券と改札については 一癖あるのでご用心ください。
台湾新幹線の乗車券は裏表に印刷が施されているのですが、改札時には必ず矢印を印字してある面を上にしなければなりません。
もう一点、日本の改札は、
「乗車券を入れる、ゲートが開く、進んで、乗車券を受取る」
となりますが、台湾新幹線の場合は
「乗車券を入れる、乗車券を受取る、ゲートが開く、進む」
という手順になります。
つまり投入口のすぐ数十センチ先に「ピョコン」と出てくる乗車券を引き抜かなくてはゲートが開かないという仕掛けですね。
事前に説明を受けていても、今回のツアーでも数人の方が改札口で右往左往していらっしゃいました。
特に戸惑うのは、到着後、改札を出る時です、日本だと投入した乗車券はそのまま改札機に回収されますが、台湾新幹線の場合はもう一度自分の手元に戻ってきます。(出てきた乗車券を抜かないとゲートが開かない)
ちなみに、手元の乗車券はそのまま持ち帰る事になるのですが、添乗員さん曰く
「旅の記念に、、と思っても印字された文字は2~3か月で消えてしまいますよ。」
って ホントかなぁ ?? (^o^;)
あ、あと 日本のように「乗車券」「特急券」みたいな感じで数枚に分かれるって事はありませんので「1枚しか無い」と慌てないようにしましょうね。