ただいま入院中です。

右奥歯の歯茎の底に、膿がたまっており、それを取り除く手術を受けます。

今、どういうことは、ないのだけれど、もし、バイ菌がはいると、最悪の場合、足の筋肉を削って、頬に移植する、という、恐ろしいことになるみたい、です。
そのようになると、たまらんので、((((;゜Д゜)))、手術を決断しました。


さて、直近の大学編入対策の講義は、理学部物理学科志望の明石高専生に対して、行いました。

分野は、ポテンシャルエネルギーの定番、重力の位置エネルギー、バネの弾性力の位置エネルギーの紹介、そして、保存力のもとでの運動方程式をエネルギー積分して、力学的エネルギー保存則を導く、とうあたりです。


本日の講義には、

基礎物理学演習1 サイエンス社、を用いました。


バネに関する問題では、
変位Xを求めるのに2とうりの方法を紹介しました。


1つは、運動方程式にエネルギー積分をほどこし、sin~xの満たす式を導き、X(t)を求める方法。

X’=1/√A^2-X^2を導くのが、この方法の1つの山ですね。 、、。
もう1つは、運動方程式を微分方程式とみなし、

X”=-k/mX

のXの前の係数-k/mが、負であることよりX(t)は、単振動と断定できるので(この記述は、重要ですよ音符

X(t)=Asin(ωt+δ)

とおけるので、Xと速度Vとの初期条件から、2つの未定定数、振幅Aと初期位相δを定める、とうものです。
運動方程式は時刻tに関する2階の微分方程式より、未定定数は、2個存在しますね。

このあたりのことは、先ほど紹介したテキスト

サイエンス社
基礎物理学演習1
をみると、良い、と思います。

そして、最後に、保存力を外力とみなす場合とポテンシャルとみなす場合との、違い、を説明しました。

これも、重要な事項です 。

ここらへんの概念は、高校生の参考書に比較的、親切に書かれています。


携帯で投稿するのは、しんどいはずですが、いかんせん、入院中は、退屈でして、ここまで、かけました。


時間があれば、ワインバーグの場の量子論に、目をとうしています。

この本は、九後汰一郎のゲージ場の量子論 陪風館と双璧の名著、と思います。

最後に、皆さん、歯痛を侮らないで下さいねグッド!-------------。

私は、20年間、歯医者に行きませんでした。

久しぶりに行くとこうでした。


体に気を付けましょう。