この日は、池袋駅北口近くの居酒屋“あおもり屋”にお邪魔しました。
金魚ねぶたと津軽民謡が店内を盛り上げます。
まずは、青森県上北郡七戸町の盛田庄兵衛「朔田 新月 純米吟醸 吟烏帽子55%精米」の冷酒をグラス(90cc)でいただきました。
爽やかなコメの甘み、軽い酸味、のどごしのキレが良いお酒です。
お通しは、「けの汁」です。
細かく刻んだ根菜類と凍み豆腐、油揚げなどが入った汁物で、体が温まります。
お水は四合瓶で出てきます。
肴は、いつも注文してしまう「あおもり八寸」です(笑)。
「八戸産スルメイカの自家製沖漬け」、しっかりと漬けられていて、美味しいです。
「ニシンの飯寿司」、ニシンを発酵米で漬けた伝統的ななれ寿司です。
「子和え」、大根と人参がたらこを炒め煮にしたもので、食感が良いですね。
「豊盃の酒粕入り、津軽豚の和風パテ」、酒粕がミソですね。
豚肉が美味しいです。
「イカと蓮根、牛蒡の田舎煮」、良く煮えていて、柔らかく美味しいです。
「南瓜豆腐~鶏そぼろかけ」、南瓜の甘みに鶏そぼろの塩気が合いますね。
「鯖の燻製入りポテトサラダ」、ポテトより鯖が勝っているポテサラです。
南部煎餅に乗せて、ディップのようにしていただきました。
お酒は、青森県青森市の西田酒造店「田酒 特別純米 華吹雪55%精米」の冷酒をグラスでいただきました。
コメの旨みを感じる、しっかりとした味わいのお酒です。
弘前名物「イガメンチ」です。
津軽味噌ベースのオリジナルソースをつけていただきます。
イカゲソを野菜と混ぜて揚げたもので、酒の肴に合いますね。
味噌味ですが、タルタルソースっぽい味のソースと合っていますね。
イカではなくて、“イガ”と訛るところが津軽です。
青森県弘前市のカネタ玉田酒造店「華一風 特別純米 麹米:華吹雪、掛米:まっしぐら55%精米」の冷酒をグラスでいただきました。
華やかな旨みと酸味、口中にフルーティーな味わいが残ります。
「鮟鱇の共和え」、身をあん肝と味噌で和えた珍味です。
鮟鱇の旨さをトコトン味わえる肴ですね。
ブニュッとした食感、肝と味噌が織りなす濃厚な味わい、お酒が求める肴です。
そこで、青森県黒石市の鳴海醸造店「稲村屋 特別純米 華吹雪60%精米」の冷酒をグラスでいただきました。
落ち着いたコメの旨み、味わいは地味だけど、美味しいお酒です。
今宵も満足、ご馳走様でした。