この日は、渋谷区神山町の“奥渋”にある“ヴァンダストリー”にお邪魔しました。
ワインは、イタリア・ラツィオ州の白ワイン、「Federici Le Coste Vermentino」で喉を潤します。
酸味が効いた辛口の白ワインです。
お通しは「冬瓜のそぼろ煮」、ピリ辛のそぼろが美味しいです。
肴は、「活きタコと蕪のカルパッチョ」です。
蕪の上にタコが乗せられてはいます。
ともに柔らかく、それぞれの食感を楽しめます。
味付けは、オリーブオイルと塩、胡椒、ビネガーとシンプルですが、美味しいです。
次のワインは、フランス・ドルドーニュ県ベルジュラックの「Les Cepages Oublies de la Jaubertie Nature White(レ・セパージュ・ウーブリエ・ド・ラ・ジョーベルティ・ナチュール・ホワイト 2021)」、オーガニックワインです。
セミヨン(40%)、ソーヴィニョン・ブラン(40%)、シュナン・ブラン(20%)です。
フレッシュでフルーティーな味わいの中にも、苦みも感じるドライな白ワインです。
「ル・レクチェ」のフリットです。
生ハム、ペコリーノチーズとともに、バルサミコ酢がかけられています。
ふつうに食べても甘みのあるル・レクチェ、フリットにすると、もっと甘くなりますが、生ハムとペコリーノチーズ、バルサミコ酢が味を引き締めて、バランスをとっています。
美味しいフリットです。
次のワインはオレンジワインです。
イタリア・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア自治州「Collio DOC Pinot Grigio "Cu" / Blazic」、品種はピノグリージョ100%です。
色はオレンジに近いけど、辛口の白ワイン(ラマート)です。
フレッシュでスッキリとした味わいの中にも、ミネラルの感がある美味しいワインです。
オレンジワインは、白ブドウを使って、赤ワインと同じ製法で造ったオレンジ色のワインです。
「ラマート」とはイタリア語で「銅色」という意味で、ピノグリージョの果皮の色が出て濃いきれいな銅色から琥珀色、玉ねぎの皮のような美しい銅色を帯びた色調になるそうです。地元フリウリではこれを「ラマートワイン」と呼ぶそうです。ラベルの「29 Cu」は元素記号29番目の銅を意味しています。
「イワシのベッカフィーコ」で、シチリア島の代表的な料理です。
イワシの身に、炒めたパン粉、オリーブオイル、野菜などを詰めて、オーブンで焼いた料理で、レモンを搾っていただきました。
香草の香りとイワシの味わいがたっぷりと味わえて美味しいです。
ご馳走様でした。