ヨガが終わりシャワー浴びてさぁ帰ろう。

と、ロッカーにタオル掛けて服を着ると数秒遅れてきた来た隣のロッカーのおっさんが(皆さん、経験あると思いますが正直、私は面倒です)『おい、邪魔だよ』ってお前言い方あるだろう、と。。

カチンと来ましたが先ずは大人しく。。


『あっ、すいません』と、タオルを下げたらおっさんは舌打ちをしながらロッカーを開けてスマホチェックを初めました。(機を見て敏なり)

『おい、更衣室はスマホ禁止だ知らないのか?』
『うるせぇ』
『おい、目の前の注意書見えないか?』
『いやぁ、いじっただけだよ』
『いじるのがダメなんだよ。ここに書いてあんだろ?』
『置き直した。。。』

『置き直しに暗証番号関係あるのか?お前、盗撮したろ、スタッフ呼ぶか?』

『するわけない』

『したなんて言わないよなぁ。スタッフにお前のスマホの中身見てもらうか?』

『置き直すだけ』『3から始まる暗証番号と置き直し関係あるのか?おい』

『置き直しなら暗証番号3から始まるか?謝った方があんたの為だぞ!』


『申し訳ありません』

『今後は人見て喧嘩売るんだな』

と、つい15分程前に出ているレッスンが女性専用ヨガかどうかに悩む私はいませんでした。


 
60手前のオヤジに全裸でお詫びを受ける。ってどんなレッスンでしょうか(^o^;)



私は幼稚園から剣道して高校から空手していたので相手に対して礼を尽くすのは当たり前。

しかし、侮辱を受けて売られた喧嘩を買うのも当たり前。

当然、喧嘩に勝つのも当たり前。

ですがこれは学生時代までの話。社会人になると腕っぷしの強さはむしろ邪魔になります。フィットネスジムでは格闘系レッスンは人気みたいですが(^o^;)

社会に適応するには怒りをコントロールしなくてはイケませんがこれは学生時代、空手と喧嘩と稽古と怪我しかしてない私に取ってとても大きなテーマとなりました。


ビール瓶をチョップで割る人は『力なき正義は無能なり、正義なき力もまた無能なり』と、言ってました。

何を持って正義か悪か。

自らの対角線にあるのが悪ならばそんな正義はクソ食らえ。


私の人生のテーマある『怒りのコントロール』


怒りをコントロールする為に今日見たいなケースは貴重な体験でした。

邪魔だと言われてカチンと来た時に『重要なのは自分が今、怒っているんだと認識出来た事』

マインドフルネス!!

 向こうがスマホを触るまで(しかも、暗証番号を触るまで)待った事。

盗撮からスタッフへの繋ぎ。これは我ながら秀逸でした。

私をカチンとさせた後、おじさんは私の引いたレールの上を走ってくれました。

色々確認出来ました。

では、ごきげんよう。