皆さん、沢山のあったかい言葉をありがとうございました。こっそり地味に発表したつもりが…正直リアクションにビックリしました。

俺自身、公式文章より先にブログで見切り発車の発表しちゃったので、マネージャー・マサルからちょっと怒られました…笑。最後の最後まで。当たり前なんですけどね。


ライブもないまま、俺が解散にあたっての文章を書き上げ、発表したらその瞬間が解散。俺の言葉から始まった長い旅が俺の言葉によって終わりを迎える。

そう考えると客観的な文章がどうしても無理で…て言うか、主観でしか書けなかったので…関係者の皆さんには最後の最後までワガママな迷惑かけてしまいました!すいません!


心の中でローリング土下座もんです。




ホント最初から最後まで俺達はワガママ放題だったと思います笑。そういう意味では本当にごめんなさい。


つくづく性格も行動もバラバラな五人だったけど、熱と意思だけは損得抜きに、不思議と共有し合ってた。


それがTRIBAL CHAIRでした。


ケイタ、関ちゃん、かっちゃん、ヤス、気がついたら友人というよりかはもっと濃密な、人生を分かち合う仲間でした。


そして、これからもライバルなのは変わらない。それぞれの最高を見つけようじゃないか。ピース。



最後に


とことんワガママだった俺達を愛し、関わってくれたすべての皆さん、ありがとうございました。


同じステージを分かち合い、対バンしてくれた皆、ありがとう!


ケイタの言葉通り、この五人でステージに立つ事はもうないかもしれないけど、残る音と言葉、俺達が作り出して来た音楽には、何時いかなる時も聞けるようにと、願いと狙いを込め続けて来ました。


楽しい時も落ち込んだ時も、真昼の外出先でも、一人想う真夜中の底でもいい。


時々でいいから、俺達の音源を手にとって聴いてくれたら嬉しいよ。俺達の音と言葉は、いつでもあなたの味方だから!


俺達を見つけてくれたあなたの目と耳、その心に、本当にありがとうございました。



また会えるその日まで、どうか前向きな日々を。


ヒロキ


他のメンバーからもメッセージが発表になったので、この場で改めてお知らせします。


「tribalchairの全てにおいて関わってくれたみんな、触れ合ってくれたみんな本当にありがとう。
決していい発表ではないと思うし、解散ということにも、終わり方にも、賛否があるのも分かってる。
この五人で音を奏でることはないかもしれないけど、この五人で色々やれたことを誇りに思う。
それもみんなのおかげです、本当にありがとう。
いつの時代も聴けるものを創りたいと思い、創ってきたつもりなので、俺たちの全ての音楽がみんなの記憶に残り生きるのであれば、それだけで意味があったと思います。
長い間本当にありがとう。」

GUITAR/高橋慶多

「TRIBALCHAIRとして約8年間バンドをやらせてもらって、短いようですごい長い貴重な時間を過ごさせていただきました。
ありがちだけど、色んなファンの方々や仲間と出会ったことが、ほんと俺の人生の一部というか全部って感じです。
悔いが残るっていえば残るけどみんなで話し合って決めたことだから前向いていかなきゃなって!
休止期間が長くこんなグダグダな形での解散になってしまってファンの皆様には多大な迷惑をかけたと思います。
ごめんなさいまた別の形でみなさんの前に現れる日を信じて、ていうか必ず現れます!
もう俺にはドラムしかないんで!
今もドラマーとして少しずついろんなことを模索して楽しくバカチカ叩いておりますのでご心配なく。
全国のみなさん!またお会いするまでアディオス!!」

DRUM/伊藤安崇

「始めに、このような結果になってしまい本当に申し訳ありません。
トライバルチェアーに関わっていただいた全ての方々。そして何よりファンの皆さん。
本当にありがとうございました。
皆さんの笑顔と優しさ一生忘れません。
自分にとってトライバルチェアーと言うバンドは特別な存在でした。
自分を輝かせてくれる特別な場所でした。
なので解散は寂くないと言ったら嘘になります。
でもここで立ち止まる訳にはいきません。
これからもどんな形であれ音楽活動はしていくので、もしどこかで見かけたら恐がらずに声かけてやって下さい(笑)
加入して約4年半、短い間でしたがお世話になりました。
本当にありがとうございました。
それではまたどこかで。」

BASS/須長英幸

「こういう結果になってしまって応援してくれたみんなには申し訳ないとしか言えないんだけど、脱退の気持ちは去年のアルバムツアー中から考えてたことで、ツアーが終わっても自分の結論は変わらなかった。
自分が辞めた後にこのバンドが続かなかったのは、この五人じゃなければTRIBAL CHAIRじゃないということだったんです。
応援してくれたみんなにとっては、それはこのバンドのワガママにしか聞こえないかもしれないけど…。
俺は音楽は続けるけど全く違うフィールドで勝負していきます。
また会える時があることを祈って。」

GUITAR/関根史郎
今日、久しぶりにブログを更新したのは、他でもないバンドの事についてです。






薄々気付いている人達もいるかと思います。



TRIBAL CHAIRは解散しているという事についてです。


こういう形で、突然最後の報告するのは、活動の再開を待っててくれた皆さん、今まで応援してくれた皆さんに申し訳ないとしか言えません。



昨年末の台湾公演後、オフ期間を経て、今後の活動について話し合いの場を設けた際に、ギターの関根から脱退の申し出がありました。


バンドに対する価値観、自分の音楽に対する価値観、簡単にまとめることが出来ないけど、そういったものの変化と決断があったそうです。


TRIBAL CHAIRは誰か一人でも欠けたら、転げ落ちてしまうような、危ういバランスで今までを走り続けて来ました。それは良い意味でも悪い意味でも、です。メンバーはみなどこかでわかっていました。


バンド結成から10年以上、1stのリリースから8年。長年、共に音を鳴らして来た仲間がいなくなった時に、その穴を埋める存在というのを、俺を含めた他メンバー4人は想像出来なかったし、探す気になれませんでした。

やはりTRIBAL CHAIRはこの5人以外に有り得ないだろうと。


直接的な解散原因はこの関根脱退によるものなんですが、迷いやそれぞれの思う所は以前からバンド内にくすぶっていたので、それだけが原因とは言いきれません。

そういう意味で俺達はアンバランスのまま走り続けてしまったのかも知れません。


今年に入ってから初めてバンドとして休止し、その休止期間にそれぞれ考えたんでしょう。


僕らはお互いに別々の未来を見始めるようになったのです。


そこから解散の文字が出るまではそう長くかかりませんでしたし、仲が良いとか悪いとか以前に、もう一度団結するのが難しくなってしまったんです。

発表が今のタイミングになってしまったのは、俺自身の責任なんですが、解散ライブすら出来ないままにこういう形を迎えてしまった為、自分の中でいつが解散という境目もなく、うまく言葉に表すことが出来ませんでした。


俺はどちらかと言えば、まだバンドを続けたかったから余計にかな。なかなか落ち着きませんでした。

バンドを信じてくれるお客さんや関係者のみんなに対しての考え方も、メンバーそれぞれで違ってしまっていた部分があるので、


俺の思ってないことや理解出来ないことを、いくらバンドの声だとしても、俺の言葉で言ってしまったら、それは嘘になってしまうから…

みんなに何て言えばいいか、全然わかりませんでした。


結果的に突然で、悲しいお知らせになってしまって、本当にごめんなさい。


勝手極まりないお話なんですが、これからもメンバーそれぞれの動向を温かく応援してやっていただけたら幸いです。

どんな形であれ、皆音楽は大好きなので活動し続けていくと思います。


最後に、今までTRIBAL CHAIRを愛し、応援してくれたすべての皆さん、本当に、本当にありがとうございました。


最初は自分の好きな事をみんなに見てもらいたい、聞いてもらいたい、言ってしまえばガキの自己顕示欲に近い、その一心でした。


しかし作品を作る毎に、ライブをやる度に、みんなからもらう温かい言葉や感情が、いつの間にか、俺自身の喜びになっていきました。それ自体が目的になったと言っても過言ではありません。

大宮の片田舎で、中途半端な不良少年でしかなかった俺に、皆が素敵で温かな居場所を与えてくれたんです。


皆を勇気づけたい、迷った時に背中を後押ししたい、と思いながら活動や創作を続けて来ましたが、いつからか逆に俺の方が勇気づけられながら走って来ました。

数えきれないくらいに素敵な経験と出会いをさせてもらいました。

本当にありがとうございました。


列島中の、TRIBAL CHAIRを愛してくれたみんなの、これからの日々が希望あふれるものになる事を祈ってます。

どうかそれぞれに、自分なりの希望を鳴らし続けていって下さい。

またいつの日か、どこかで会えるのを楽しみにしてます。その時はお互いに笑いあって一杯飲めたらいいなって。



これを読んでくれるあなたが、前向きな日々を過ごしていけますようにと、心から願ってます。


本当に長い間、ありがとうございました。

TRIBAL CHAIR
高橋弘樹