完壁なやることりストを作成したら、
何だかものすごく達成感を感じて、
目標に向かって前進したかのように
満足したのに、完璧にはできなかった
ことありませんか?

 

 

進歩にばかり注目していると、
かえって成功から遠ざかってしまうのです。

 

目標を達成するために積極的に努力してきた
人たちに「目標の達成に向けて、自分でどれ
くらい進歩したと思いますか?」と訊かれた
人は、翌日は練習をサボったり、
勉強をやめて友達と遊びに行ったりして、
目標の達成を妨げる行動をする確率が
高くなります。

 

いっぽう、「あなたは目標を達成するために
どれくらい真剣に努力してますか?」と訊か
れた人は目標を防げるような行動はしません
でした。

 

「進歩」ではなく、「努力する姿勢」
に注目する
ことが大切です。

 

誘惑に負けなかったときのことを学生達に思
い出してもらったところ、その後70%の学生
が自分を甘やかすような行動を取りました。

 

いっぽう「なぜ誘惑に負けなかったのか」と
理由をたずねたところ、69%の学生は誘惑に
負けませんでした。

 

「なぜ」という理由を思い出すことにより、
目標に少しでも近づくためのチャンスを
見逃さず、目標達成へ向けて行動できる
ようになります。
 

頑張ったんだから、
少しくらいごほうびをもらってもいいよね、
と思っている自分に気がついたら、
ちょっと立ちどまって、「なぜ」自分は
頑張っているのかという理由を
思い出してみたらいいでしょう。