お久しぶりです。
ワタクシ、
Hです。
この度、ニュー太陽グループでは以下の内容で
東日本大震災 災害ボランティア活動に従事してまいりました。
活動期間 平成23年5月15日~20日 (6日間)
活動場所 宮城県本吉郡南三陸町
活動内容 避難所での炊き出し・ガレキ等の撤去・「思い出探し隊」活動

さて、少しではありますが、現地での活動内容や風景をお伝えさせて頂きます。
活動期間6日間のうち、3日間、現地での炊き出しを行なってきました。
5月16日 歌津デイサービス
メニュー タラの煮魚・豚汁・ご飯・ほうれん草の胡麻和え・冷奴
5月18日 寄木地区避難所(漁家民宿やすらぎ)
メニュー BBQ・ご飯・生野菜サラダ
5月20日 石浜部落集会所
メニュー BBQ・焼き魚・生野菜サラダ
震災から約2ヶ月以上が経過しますが、未だ被災地の方々の生活は厳しい状況です。
一日の食事が2回、そのうち、温かい食事は夕食のみ、といった状況です。
炊き出しの準備中、避難所の方から「どうぞ。食べてください」といって差し出された
ものが、賞味期限が2日以上も過ぎてしまった菓子パンでした。
被災地ではその様な生活を余儀なくされています。
炊き出しといえば、被災者の方が列を成し、汁物などの器を受け取り、各々が食す、
といったイメージですが、現地で問題視されているのが、
被災者の栄養不足 栄養の偏りです。
また、大規模な避難所(500~1000名)では、炊き出しは頻繁に行なわれて
いるそうですが、自宅避難者が多い、小規模な避難所(避難集落)では、あまり
炊き出しは行なわれていません。物資が行き届いていない状況と同じく、避難所に
よっても支援の偏りはあるようです。
今回、その様な状況を踏まえ、小規模の避難所を対象とし、栄養価が高く、また、
現地の方からの要望(肉・魚)に沿う形で炊き出しを計画しました。

初めてLPガスボンベや大型ガス炊飯器を扱った為、上手く調理できるか不安では
ありましたが、無事に提供できてよかったです。この日は老人介護施設での炊き出し
だった為、塩分を控え、柔らかい食材を使った炊き出しを行ないました。

18日はBBQ。参加者でお金を出し合い、ビールを3ケース購入し、提供しました。
さすが、漁師さん。一人一本では足りず、自宅から5リットルの焼酎を持ってきて
ちょっとした宴会が。
BBQを企画した理由は、大人数の方に対応する方法として、BBQ形式であれば、
提供側の私達の負担が軽くなるのでは、と考えておりました。
ですが、一般的な炊き出しと比べ、会話ができ、ふれあいの場を提供できた事は
思わぬ副産物だったと思います。なかには3月11日以降、初めて顔を合わすことが
でき、抱き合い、お互いの無事に乾杯する姿も。BBQで本当に良かった。
炊き出しを終え、その地区の区長さん宅にお呼ばれし、午後9時頃、撤収する際、
鳥肌の立つ、素敵な風景を見させて頂くことが出来ました。

写真の写りが悪く、ごめんなさい。
その地区は未だ電気・ガス・水道が復旧しておらず、夜は真っ暗。
その為、星も綺麗で、写真のように満月がどこまでも続く太平洋を煌々と照らす風景
には言葉も出ませんでした。こんなにも美しい三陸の海が、あの日、全ての物を奪い
去ったとは、考えられませんでした。
ボランティア活動の内容もすこし。
2ヶ月経過した今も、現地はガレキの山。
本当に復旧作業は進んでいるのか疑うほど。
我々は炊き出しの合間の日程でこの様な撤去作業のボランティアを行ないました。

南三陸町ボランティアセンター

南三陸町ベイサイドアリーナー

ガレキ撤去前

ガレキ撤去後
ボランティアでの活動では、勝手にガレキ等の撤去は出来ません。
個人宅などからの依頼があり、初めて行動できるようです。
この日は荒砥地区の佐藤様宅から依頼があり、斜面のガレキ撤去と、側溝の泥出し。
水分を含んだ畳がここまで重いことを初めて知りました。
多くのボランティアさん達と一緒に作業し、一日掛かりで作業を終えました。
が、
周りを見渡すと、まだまだガレキの山。
まだまだボランティアの数が足りていないようです。
お客様よりお寄せ頂いた支援物資は、18日に炊き出しを行なった、寄木地区避難所
(漁家民宿やすらぎ)へお渡ししてきました。
この場をお借りして皆様の暖かい支援、心遣いに深く感謝いたします。

この寄木地区では、約8割の家屋が流され、3月11日から9日間、生存者が居ることを外に知らせる事ができなく、また、誰もこの地区の存在に気付いていなかったようです。孤立した9日間、区長さん宅である「漁家民宿やすらぎ」に50名ほどが避難し、流れ着いた冷蔵庫から食料を探し、栽培していたジャガイモを食し、何とか命をつなぐ事が出来たそうです。
月明かりの写真も、このやすらぎさんから撮影したものです。
長々となりましたが、未だ多くの方々が支援を待っている状況です。
実際、私自身の目で見て、震災から2ヶ月経過した光景ではありませんでした。
多額の義援金も集まったと聞いておりますが、未だ分配が進んでいない事や
避難所によっての物資の偏りなどを考えると、直接的な支援がまだまだ必要だと
感じます。
6月にも、ニュー太陽グループ第二次災害ボランティア活動を計画中です。
その際には改めてお客様へは支援物資提供のお願いをさせて頂きたいと思います。
何卒、ご協力、温かいご支援をお願い致します。
H