日中首脳、一転「懇談」
10分間 対話継続で一致
と、朝刊一面トップに見出しが躍る。
(2010年10月31日、朝日新聞)
その中段あたりに、
中国、米の尖閣発言牽制
「敏感な問題 言動慎め」
とある。
本日も、また尖閣、日中関係が新聞の主な内容となっている。
いつまで続くのだろう。
日中間のゴタゴタ。
社説は「泥沼には入らなかったが」と、ここでも日中関係を取り上げる。
中国が会談を拒んだ理由は、日米外相会談で、クリントン米国務長官が尖閣諸島について日米安保条約の対象となると発言したことを挙げる。
と、社説。
続いて、日中外相会談について、日本側が「事実に反する話」を流したことも非難する。
と、社説。
いずれも首脳会談を一方的にご破産するには説得力を欠く指摘であり、大国にふさわしくない大人気ない外交といわざるを得ない。
と、社説は中国を非難する。
では、朝日新聞はどれだけ対中理解をしているというのだろうか。
鄧小平の唱えた尖閣問題棚上げ論に、日本は合意していない、と、これまで先人が築き上げてきた日中関係を日本の外相がご破産して、火に油を注いだのは、なぜか。
そのことを直視せず、話を進めても、日中関係がうまくいくとは思えない。
このところの日本の週刊誌を始めとする雑誌メディアは、売れさえすれば、中国の悪口、日本のナショナリズムを煽って、儲かれば何だっていいといった商業主義を露骨に見せている。
尖閣の次は沖縄。中国は海底資源を狙っている。太平洋を米中で分割管理・・・
何を書いても、売れればいいのか、日本のマスコミは。
別のブログ、「メディアに騙されるな」で、尖閣問題と資源論、日中関係の将来のあり方について、書きましたので、ご覧下さい。
尖閣問題が資源論で対応を見誤るな
http://koinohanasaku.seesaa.net/article/167748943.html
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尖閣諸島も、政治的知恵として、一時棚上げ、口にせず、将来、東アジア共同体の萌芽として、日中共同管理にする方向で知恵を絞ったらどうだろう。
先駆的実例として、EUにおける独仏共同管理の石炭鉄鉱石のように。