雪の舞う土曜の昼下がり、友人の誘いで、尊敬する日野原重明先生の市民公開講座へ行ってきた。時間ちょうどに 現れた先生は、水差しが有るで無く、毅然と場内を見渡しながら、時には辛口のユーモアを交えながら、凛とした張りのあるお声で講演すること1時間、最後まで立ちっぱなしであった。これには驚いた。お題は、長寿をゴールに若い時からの心身の健康づくり。要点だけを言えば、習慣がそれを作り上げるということ。どの点に気をつけるのかといえば、1に息づかい。長く息を吐き切ること。2に食。先生は腹八分目、朝と昼は牛乳となんチャラだけ…忘れた。野菜だけじゃなく何でも食べる。当たり前のことだが、暴飲暴食を避ける。3に動く。一万歩とはいかなくとも毎日歩くこと。4に睡眠。先生はうつ伏せ寝を推奨されてたが、女性は枕の後が顔に残るかも?中年になるとこれが中々取れないから、どうかな。5に仕事。先生は101歳と3ヶ月の今も毎日回診しているそうである。最後に奉仕。先生の名言は語り尽くせないが「なんと言っても、人が人に与える最高のものは、心である。他者のための思いと行動に費やした時間、人とともにどれだけの時間を分けあったかによって、真の人間としての証がなされる。」というお言葉を記憶している。寿命とは時間のこと。長く生きることが決して素晴らしいことではない。与えられた時間をどう生きたか…
と、娘から「モンスターに歯が生えてきた」とのメールが届いていた。これから生え揃う20本の乳歯を日々の歯磨きで大事にするんですよ。これも、習慣なり。因みに先生は101歳で18本ご自身の歯が健在であるというから、参りました。
昨日は、寂しいことに最後の麻雀教室。昨年11月に、えりちゃんからお声がかからなければ(私からも)恐らく通うことの無かった麻雀教室、どんな習い事もそうであるが上達するにつれて麻雀に魅せられ、また沢山のお友達もできた。冬の道路事情の悪い中、毎回送り迎えをしてくれたえりちゃんに感謝である。お互い女雀士目指して(笑)今後も引き続きよろしくです。