私は予言者ではないが、前回のブログの直後に、我々のお仲間である某先生が、ノロウイルスの攻撃を受けた。年末の忙しいさなか約一週間の拘束はお辛かったでしょうに。きっと、神様か仏様が、もう少し娑婆世界で遊び回れるようにと、暫しの休息を彼にお与えになったのでしょう。その間、私も休肝日にというわけにはいかず、日々朝帰りが続きヘロヘロ。この一年を振り返ると、毎日がイブみたいなもんだったけど、それでもイブの晩は、かなり前に予約したお陰で、いな穂のセリ鍋を前にお祝い?をすることができた。ヘルニアで始まりヘルニアで終わったこの一年、健康に感謝。翌クリスマスには、なぜか暖かな国から寒い国へ遊びにやってきた田辺氏を囲んで、某先生の快気祝いも兼ねて、昼集まれる仲間で呑み会を。久しぶりの蕎麦屋鷹の羽、ここの居酒屋メニューは健在なり。今夜は娘がママ友達との忘年会でやってくる。明日は東京から佐々木君も帰省してくる。年末ギリギリまで、こんな愉しい宴会が続いて、酒気帯びで年を越すんだ、きっと。

先日のイトイ新聞にあった一言が残る。あるトップセールスマンに営業の極意を尋ねたら、その答えは「そこにいる」ことだという。どんなときでも、そこにいること。これって簡単なようで難しい。このところ、母の部屋から聞こえてくる話し声。いったい誰と?そのお相手は父であった。漸く母は過去の美しき記憶の中に、日々の愉しみを見出して、前に進もうとしているのだろう。母の側には、亡き父が永遠にいるのである。愛する人を失い、こころ傷つくとき、ただ側に寄り添うことしかできなかったが、何よりもそれが有難かったという、あの震災から二年目の新春を間もなく迎える。来年は、愛する人たちの側にいつもいる、そんな自分になろう。今年の終わりにそんなことを思いました。
今年もお世話になりました。来年もまた、よろしくお願いします。