3・11 どのような思いで過ごされましたか? 小雨の中、昼下がりに家族が集まってきた たぶん今年に入って初めて会話する、義妹も 彼女とは仲がいい お互いに三人の子供(偶然にも2女1男)を育ててるし、お互いにひとり残された(いや、ひとりの人生を謳歌している)鬼母の面倒をみてるし 何よりも、ヘルパーの仕事と家庭菜園を熟す中、ちゃっかり韓国旅行を愉しんでるところが、自由人の私と気が合うのかもしれない 昨年、実父を亡くした彼女だが、書類整理に半年も追われていると泣いていた 車一台処分するのさえ、死亡診断書やらなんやらで大変なんだとか 何でも生きてるうちに・・・ そして、今 子供会の会長をやらされているらしくそれがまた大変らしい なにせ、子供が少ない だから廃品回収といっても結局回っているのは母親たち それを見ている老人会の方々が子供にさせなきゃ意味がないだろうと文句を言ってくるが・・・町内に子供が少ないのである なのに子供会はいまも存在するという理不尽さ 定員オーバーな老人会との様々な葛藤 今、小学校は一学年に一クラス 運動会のクラス対抗リレーはできない 担任は2名体制で至れり尽くせり、連絡事項は携帯メール 時代は変わったね、などといつもの会話で黙祷の時を待つ 当たり前の日常が一番大切だと、家族を含め、身近な人間関係こそ貴重な財産であるということを実感したあの日
朝に、先週末から三越にて開催されている金子みすず展を覗く 震災後、何度もACで流れた彼女の詩 言葉の持つ力・・・ 戦後最大の思想家とよばれ、よしもとばななの父である吉本隆明氏も、言葉の根と幹は沈黙であると語り 糸井氏との対談集「悪人正機」では、ほんとのことを言うのは、いちばん簡単なことなのに、それができなくなっているからことばがどんどん腐って死んでいくと一喝してたな 生きてるうちに伝えておきたい言葉・・・
文字にすると、なぜ大切なのか
思うことが伝えにくく
なかなか伝わらないことだけど
きみに、すこしでも
伝えることが出来るなら 金子みすず