仲間のはっちゃんが遂に夢を叶えた 今月19日本町にオープンした、エステサロン ペルシアンローズへ、先日娘と一緒に伺った この数年、紆余曲折あった彼女 6ヶ月の職訓を無遅刻無欠席で卒業し、やっと就職が決まったというのに震災で解雇 でも、最後まで諦めなかった ドアを開けるとアロマのいい香りと、快楽ホルモンドーパミン溢れる空間が目の前に現れた 因みにこの私は、エステなるもの初体験である 選んだコースはリンパマッサージハーフコース 気持ちいいと言いたいところだが・・・痛かった でも、リンパマッサージは体内の老廃物や余分な水分を排出し、美容やダイエットにも役立ち、免疫力を高めて病気を予防するなどの優れた効果があるわけで、マッサージを終えると体がふっと軽くなっていた(実際は軽くなっていない)何よりも、お金では買えない、月に一度の自分へのご褒美とでもいうのだろうか、そんな素敵な時間をお金で買った 感謝なり(ちなみに今日のお代は足湯とハーブティ付 2780円と格安)とはいえ「健康な身体は、健康な食べ物から」 そのシンポジウムへ出席された三浦先生から、昨晩貴重なお話を頂戴した
大昔、天武天皇が「動物は食べちゃだめよ」のお触れを出してから明治に至るまで、日本人は表向き植物性タンパク質を工夫して旨みをとるようになった そんな歴史的背景が長寿国家となった理由であるという 遺伝子を作っている物質「核酸」が私たちの身体の誕生から成長・老化・死滅までを支配しているのだが、この旨みを感じるこころについて、服部栄養専門学校校長である服部氏が次のように語っていた 私の学校は栄養士を育てるところだが、バランスのとれた病院食や学校給食がなぜ食欲をそそらないのか・・・ それはというと 白熱球による視覚的な照明、うなぎの蒲焼のような旨い臭覚や、愉しい会話を含めた聴覚が一体になった時が最高の食を生み出すからである 併せて「食育」といわれている食卓でのしつけは8歳までに! 箸の持ち方や姿勢、生活習慣は大人になってからではなかなか変えられない また、そこで注意されることの習慣がひととしての忍耐力を生む等々、健康なこころをも作り上げる なるほど・・・今年の夏、ママになる娘に伝えねば
余談だが、なぜか私の店には呑み過ぎて体調が優れない方もやってくる 今、お勧めのシチリアの薬草酒「ラマゾッティ」は、肝臓に効く竜胆エキスが含まれている 「これ、絶対に効きますからね」の私の脅しに誰もがイヤとは言えずお呑みになるが、次にいらした時に「翌朝、体調が良くなったよ」と笑顔・・・ 正直なところ、薬膳、薬草酒は予防医学であり、旨い酒も呑み過ぎれば万病のもと と、自分にいい聞かせて今宵も夜のパトロールへ出るのであった