昨日、あのジョブス氏が死去 笑っていいともにゲスト出演の茂木さんもジョブスを語っていたそれを偲ぶかの如くに、突然、母が聴いているラジオ(父が生前大切にしていた)から「花時計」のメロディが流れて懐かしくなった 朝顔やトケイソウが、決まった時間に咲いたりしぼんだりするように、植物の中には時を告げるものが沢山ある 「花時計」の作者ジャン・フランセは、スウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネの論文をヒントにこの曲を作ったという その昔、私の好きな先輩がブラバンにいてこの曲を演奏していたのを物陰から見つめていたことがあった(そんな時代もあったのですよん)7つの曲にはそれぞれの花の名前がつけられていて、漢方ではあまり知られていないハシリドコロのような毒草や、惚れ酒を作る植物と言われるカタナンシュがとりあげられている事に興味が惹かれ、あれこれ調べてみたことがあったが結局その惚れ酒に出会うことはなかった 「バカであれ、ハングリーであれ」の名言を残したジョブス氏、もう一度追い続けてみようか、カタナンシュ・・・ 彼の発言の中には禅の思想が反映されている 「過去33年間、私は毎朝鏡の中の自分に向かって『もし今日が自分の人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか』と問い掛ける。そして答えが「ノー」の日が続いたら、何かを変えなければいけないと思う。自分はいつか死ぬと思い続けることは、私が知る限り、何かを失うかもしれないという思考のわなに陥るのを防ぐ最善の方法だ」たまたま今日は、現役の僧侶、芥川賞作家、東日本大震災の復興構想会議委員でもある玄侑宗久氏による特別講演会へ お題は「諸行無常」 この思想は日本の風土が影響しているという 無常なる世にどう生きるか・・・玄侑氏は風情の如くと締めくくる 要は今ここをゆらぎ愉しむことかな、旨い酒で
追伸 内部被爆を除染するのはビールだそうです 嬉しい限り・・・