昨晩のこと 後藤ちゃんから「嘘みたいな・・・読んだよ~」とメールが入った はて?何のこと?暑くて脳の回路がショートした?などと仲間と笑っていたが、実は笑えないことだった 内田先生と高橋先生が企画されていた、ナショナルストーリープロジェクトが漸く一冊の本になりまして、なんと私の投稿した作品も掲載されておりまして・・・書店に鎮座しておりますので立ち読みください (このプロジェクトは昨年5月から募集開始され11月までの約4000を超える応募から、選者のおふたりによって選ばれた149作品が収録となった)実話でなければならない、そしてショートストーリーでなければならないとの決まり事に、本来なら辛辣な体験も言葉をあれこれ簡略化してくうちにちょっと面白いおはなしへと変わってしまったことが本意ではなかったし、何よりもこのわたしの性格上安易に応募を考え、夜中にほろ酔いで描いた稚拙な文章をしっかり校正することもせず「送信」ボタンをクリックしてしまい後悔したことを今でも思い出す ところが数ヶ月してから合格のメールが届いたのである NHKのど自慢で優勝はしたけれど改めてその放送を観た時、自分ではどうにも納得いかないことに苛立ちをおぼえるような感じ、といったらご理解いただけるだろうか しかしながら、あとがきにわたしの作品についてのコメントがこう記されていたので抜粋させていただきまする 「そもそも出来事の大・小ってすごく個人的なこと 死のうと思い詰めた女性がこれからまさにっていうときにエンジンがかからなくて修理を呼んで結局死ぬのをやめたって話(死のトンネル) 死ぬことの重大さと車が故障するというすごく些細なことが交わって、大・小の感覚が失われていくその正しさみたいなものがよく表れている作品」ちょ、ちょっと小恥ずかしいが・・・ 人間が物語を語れるようになるまでにはある程度の時間が必要になる、そう内田さんが最後に綴ったお言葉に自分の人生を顧みた 生きててよかった・・・その一言に尽きる