「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとゞまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、 またかくの如し。」いいですね~大好き、この一節 鴨長明の描く無常感は私がお店を営む上でのSOURCEともなった そんな方丈記に「元暦の地震」という章があるのを御存じ? 時は1185年、今から約900年ほど前の都(京都) とんでもない大地震が起こった その恐ろしい様子は、この世のものとも思えなかった 山崩れが起こって土砂が河を埋め、海が傾いて津波が陸に押し寄せた 大地は裂けて水が噴き出し、巨岩は割れて谷底に転げ落ちた・・・と綴られている 千年の時空を超えていま再び地は唸った 人の世の儚さをあらためて痛感する 科学の進歩に驕らずに自然の脅威を過去の歴史から学んでいれば、想定外という言葉を軽々しく口にすることもなかっただろう 未だに東電から海水注入の報告はなかった、あった、などと政府は本気で復興を考えているのか情けない限り この震災を通して様々な人間模様を垣間見た 先日お会いした小学校の先生はクラスの四分の一の生徒が県外に避難したと嘆いておられたが もし、わたしの子供がまだ幼かったら、大阪の知り合いのとこへ身を寄せるのだろうか・・・ そして災害ボランティアに参加した東京からの友から「人生観が変わりました 昨日、奈良・薬師寺執事 大谷徹奨(てつじょう)師の講演会に参加してきました 今ここを共に生きる事の不思議さ これをよっぽどのご縁というそうです あなたの後ろにある目に見えないけど脈々と引き継がれた命と 私の後ろにある目に見えないものが出会う、ご縁に感謝を」
そしてもうひと方「復興には30年かかると言われています。それにはまず、瓦礫を片付け、居住の確保、そして、仕事です。と同時に、小中学校の確保、道路、橋、堤防、港の建設。再建しなければならないものしかありません。気の遠くなる道のりです。そこで、私も含めた私達が30年かけて出来ることがないか、考えてみました。答えは、簡単でした。復興に関心を持ち続けることで、30年間支え続けること。生意気言ってすみません。具体的には、特定のエリアを決め、関心を持ち続けるのです。自分と関連がある市町村やエリアなら最少のエネルギーで長続きするでしょう。ヤフーやGoogleのお気に入りに登録する感じで、気になるエリアを一つ決めるのです。ラグビーが好きなら釜石。ワカメで有名な南三陸町。あるいは、旧姓がらみで南三陸町もいいですね~お鮨が好きなら赤貝で有名な名取市閖上地区や塩釜。中華が好きならフカヒレの気仙沼。ジャイアンツファンなら陸前高田。その地域に関心を向け名物や酒蔵を調べ、罹災してなければ少し購入し、罹災していたら励ましの手紙を書いたり、販売できるようになったら一緒に喜んだり・・・。有名出身者を調べたり、義援金を振り込んだり、必要とされている救援物質を送ったり、などなど。地域を絞ることで、出来ることがたくさんあります。また、復興の僅かな変化やプロセスを肌で実感出来ます。しかも自分の関心事に近い部分と関連がある地域なら、簡単、長期、継続、愛に溢れたフォローが可能です。名づけて『お気に入りオペレーション』復興支援には、我々のような被災地以外の人間の長期継続フォローが必要不可欠です。皆さんも、ぜひ何処か一つの市や町をお気に入りにしてみて下さい。継続フォローするために色々調べてみてください。そして、そのお気に入りに選んだ地域の良さをどんどん周りの人に宣伝してみてください。さぁ、長期に渡る復興支援のスタートです。」前のブログで御紹介した、あの彼の言葉です 私は生きることの本当の意味をほんの少し齧ったような気がします 震災の夜、寒さに震えながら母と抱き合って夜を明かしたこと 翌日灯った電気のあかるさ、数日後蛇口を捻って出たお水、一ヶ月後のガスの再開でやっと湯船に浸かったあの感動・・・忘れちゃいけません そして ひとは共に支えあって生きていくのだということを