明け番の長女と待ち合わせ 被災(家が津波で流されてしまった)した次女の身の回りの品を購入するために・・・ ユニクロの柳井社長の10億円義援金のニュースには驚いたね~本当のお金の価値を分かっている方なんだね~という話をしながらアエルのユニクロへ向かう 娘とモンスターの喜ぶ顔を浮かべながらミキーマウスのTシャツとカーキーのパンツを親子セットで選ぶ 街は以前のような活気はまだないけれど物資はほぼ足りてきている様で商店の前の長蛇の列が無くなった その後マカンへ顔出しすると未だガスが復旧していないので営業ができないと嘆いている 七夕へ顔出しするとこの先お店を継続できるか不安だと涙目のみゆきちゃん・・・ この私もそう でも、先日無事な姿を見せてくれた東名の阿部くんは、家も仕事も失い何より尊敬するお父様を亡くされたけれど「ここに来ると仲間に会えてほっとします また・・・牡蠣ツアーやりますか?!」と 励ますはずの私たちに元気をくれる彼の笑顔に、こんなことで弱音は吐けないと思った そして、お花屋へ立ち寄りちいさな春の贈り物を調達し、31年の歴史に今日のランチをもって終止符を打つ、老舗ビッグマウスの鈴木さんのところへ・・・ 町内会の阿部夫妻と共に開店と同時に入り、何度も味わってきたハンバーグとビールを注文 私がこのお店に足を運び始めたのは10数年前のこと それからは親友や仲間たちのお誕生会によく使わせていただいたものである ビッグマウスとは「大口を叩く」「ホラを吹く」ことの意であるが、その意味を知らなかった鈴木さんが自分の口がでかいからということで付けた屋号らしい(笑) そんな屋号とは関係なく誠実なお人柄が滲み出ているオーナーの鈴木さんの料理にみな魅せられてきた31年  ときに歯を食いしばって営業を続けたこともあったはず 立ち退きじゃなかったら震災で店がぐちゃぐちゃになっても再建されたことだろう そんなことを振り返りながら、いつもと何ら変わりなく、カセットコンロで最後の最後までフライパンを振り続けた鈴木さんを見つめて、心の中で「ありがとうございました」と呟いた 3月11日から時間が止まっていた3月が漸く終わる 明日からやっと時計を刻む音が聞こえだす 街の騒音も・・・