昨年8月、ここに越してからお付き合いいただいていた、お隣のお店が今日を以て閉店 42年!という長い歴史に幕を下ろす 昨晩、親方とのご挨拶は終えたが、偶然にも店の荷物をすべて出し終え階段をお掃除している親方にお会いすることができた 涙ぐんでいた親方にもらい泣きする 「まいったねぇトラック二台分だよ・・・けど、あれが自分の人生すべてなんでね 自慢できるのはね、42年間病気で店を休んだことはなかったことかな~(尊敬致します) くれぐれも身体に気をつけて私の分まで頑張りなよ(親方こそ)」岩手銘醸株式会社の銘酒「陸奥の友」を屋号に頂くというのは当時珍しいことで、親方の腕やお人柄に惚れてのことだとどなたかに聞いたことがあった 越してすぐのこと、背の低い私のためにシャッターを下ろすための棒を作ってくださったり、毎晩かすかに聞こえてくる親方の下駄の音にどこか癒されてた 閉める理由は二人三脚でやってきた奥さまの突然の体調不良、そして82歳というご高齢で独り暮らしのお姉さまが痴呆症になってしまったため、自ら介護をするという決断を下したからだという まだまだお元気な親方ゆえ、さぞかし無念なことでしょうが、その歴史は永遠に語り継がれます 諸行無常とは終わりがあるということじゃない この宇宙のようにすべてが変化し続けるということ そして、黄門様こと二郎先生も、独り暮らしのお兄様の容態が悪化して昨日から急遽東京へ・・・お店も暫くお休みとメールが届いた お二方とも老老介護 世界に類を見ないスピードで超高齢化社会が進行している、今の日本の現実を目の前に突きつけられたようである 親方のように真摯に生きてこられた方がなんの心配もせずに余生を送れる社会でなければならないのに・・・ この私も高齢な母との二人暮らし、まずは各々が真剣に取り組まなければならないのだと実感 親方、短い間でしたがありがとうございました そして本当にお疲れ様でした どうかどうかいつまでもお元気で