昨晩は俵万智さんの話題となる なんでも、らんちゃんが彼女とお仕事をご一緒した際、旨い蕎麦屋を尋ねられて二郎さんをご紹介したとのこと 二郎さんはどんな会話を交わすのだろうか・・・今日は、朝起きて窓を開けるときにふと窓ガラスの汚れに目が留まり・・・一枚拭いたら止まらなくなって結局家じゅうの窓を拭きまくった 亡き父の煙草のヤニが落ちてしまった それを無言で眺めている母が痛々しい しかし疲れた 昨晩の俵万智さんのことを思い出し書棚の奥から「サラダ記念日」を取り出し捲ってみると・・・
線を引くページ破れるほど強く「信じることなく愛する」という
思い出はミックスベジタブルのよう けれど解凍してはいけない
サ行音ふるわすように降る雨の中 遠ざかりゆく君の傘
久しぶりの俵節、あらためて彼女の感性は凄いなぁと思う 寂しいとか哀しいとか切ないなんて形容詞は全く使用していないけれど 確かにそのクオリアは自分の想いに変換して、こころの奥にじ~んと伝わってくる 晩秋はこころの拭き掃除がしたくなる、そんな時節である