昨晩も、週末かけての編集をやっと終えた「吉田類 居酒屋放浪記」DVDを流し夜が暮れる お店を一時間程早めに閉めて、同じくやっと税務署監査の終わったツッシーと、仕事がタイトて煮詰まったリテンと近くのバールへ・・・寒いのでホットなものはないですか? かなりの品揃えのメニューの中に「ホット」な文字が見当たらないぞ ホットウーロンだけです、と冷たい回答 じゃあ、メニューにはないけれどカンパリをホットにしていただけますか? 暫くして出てきたのは、耐熱グラスにほんの少しだけ入った熱々のカンパリ・・・たぶん、そのままレンジでチンしたのだろう、アルコールがぶっ飛んで薬草の香りだけが漂う あらためて、ホットカンパリは熱々のお湯で1対1で割るべきだと再認識する というか、店側は一度呑んでみるべきです しかしこんな夜中なのにゾンビで賑わっているね~今の日本で一番元気な空間は酒場じゃないですかね~我々もお酒が呑めてほんとよかったですね~店が終わったら吉田類子に変身!世界に広げようのん兵衛の輪!なんて言いながら、ツイテなかった一日のストレスが酔いとともに次第に薄れていく そういえばエコーラインが通行止めになったそうだと、ツッシー ふと、一昨年訪れた鳴子や昨年訪れた蔵王山頂の紅葉を思い出す その美しさは、カンパリの赤の向こうに、まるで昨日の事のように鮮明に浮かんだり、何十年も前の事のようにぼんやりと懐かしくも感じたりする 忙しなくやるせない日常の中で、こころ癒される遠い遠い昔のすてきな記憶に感謝である 今年はどこの紅葉を旅しよう・・・人生食あり楽あり