台湾が生んだ映画界の巨匠アン・リー監督が、米ハーバード大学で開かれた座談会に出席。学者と対談し、映画作りについて語った。(写真は「CNSPHOTO」提供、手がける作品すべてで、故郷・台湾を表現しているアン・リー監督。2013年5月撮影)
台湾が生んだ映画界の巨匠・李安(アン・リー)監督が、米ハーバード大学で開かれた座談会に出席。学者と対談しながら、映画作りについて語った。
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「ついにハーバードのキャンバスに入ったと、父親に知らせたら大喜びだ!」とジョークを交えながら語ったリー監督。「僕のすべての作品で、台湾のこん跡を見ることができます」と、力説した。「同性愛者のカウボーイを描いた『ブロークバック・マウンテン』もそう。この題材に関心を持ち始めたのは、1993年に公開した『ウェディング・バンケット』の頃なのです。この作品こそ一番誇りに思っている映画で、同性愛者がアメリカで自由を見つけることを描いています」と振り返ったリー監督。
「当時の台湾はとても保守的で、同性愛者という言葉を口にするだけで冷たくされました。でもこの作品を上映して10年も経たないうちに、台湾は大きく変化しました。自由なムードになったのです」と語り、故郷への愛を感じさせた。リー監督が大きな影響を与えた、とも言えそうだ。
メガホンを取った『ハルク』(2003年作品)が不評で、当時は引退が頭をよぎったというリー監督。「今はもう焦りはありません。僕の体と観客の反応が、引退のタイミングを教えてくれるはずだと思っています。3本連続で観客の支持を得られなかったら、その時が引退すべきタイミングなのかもしれません」と、限界は自身と観客が知らせてくれると考えている様子。「撮影をスタートしたからには、どんな結果が出ようとも最後までやり遂げます。中途半端なことは大嫌い!」と、リー監督は訴えた。その心意気がアメリカで認められ、故郷への思いを常に胸に抱くことによって、巨匠の地位を気づいたようだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君) (写真は「CNSPHOTO」提供、手がける作品すべてで、故郷・台湾を表現しているアン・リー監督。2013年5月撮影)
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