橋下市長と、佐野眞一氏と週刊朝日が、掲載した
橋下市長の出自に関する記事についての問題で、週刊朝日
が記事連載を中止するという形で完全決着した



橋本市長が取材拒否という形で、宣戦布告した、
「ハシシタ 奴の本性」問題で決着した。
週刊朝日は、謝罪コメント、謝罪記事、連載中止、
親会社の朝日新聞社からの、「迷惑をかけた、深刻に受け
止めている」というコメントと完全に敗退してしまった。


この橋下市長の、戦い方は見事と言う他ないと思う。

一方で、このやり方が気に食わない、どうしても許せないと
思った、アンチ橋下派を逆撫でした結果になった。

今回の橋下さんの「戦い」のポイントを整理してみよう。

まず、前提として、問題の記事を出したのは、週刊朝日で、
朝日新聞社の100%子会社であるということがある。

問題の記事の掲載した週刊朝日の発売が16日。

橋下市長が記事を問題視して、17日、週刊朝日、朝日新聞、
ABC放送の質問を拒否すると宣言し、戦いがスタートします。

このポイントが、週間朝日だけでなく関連2社も巻き込んだ
こと。後に橋下市長が語ったことだが、週刊朝日だけでなく
特に100%出資もとの朝日新聞の責任を追求したのは、問題
解決能力を考えてのことだ。


ポイントは3点。

まず、週刊朝日では、もう話にならないと踏んでいいたという事
ですね。
強烈に、朝日新聞と、週間朝日にプレッシャーを与えています。

次に、すごいのは、全面的な取材拒否ではなく、橋下市長の
質問だけを制限するとしたこと。ここで橋下市長フェアであると
宣言できた。

最後に、18日の定例記者会見の場で、この是非を議論したいと、
完全にここで戦いのルールを自分のペースで決めることに成功。

18日になり、ABC放送は、今回の件では、責任を問われる立場
にないことを表明します。

また、朝日新聞も同様に、週刊朝日と編集権が違い、関係ないと
コメントを出します。


18日の記者会見が始まり、橋下市長は、ABCの発言を受け取材
拒否を解除します。

自分の考えを切々と、繰り返し述べる橋本市長、腫れ物を見るよう
に、緊張感が記者を包んでいました。この場にいた、朝日新聞の記者
に、詰め寄る橋本市長に、朝日新聞の記者は、見解を述べる立場にな
いと繰り返すばかり。
主役のはずの、週刊朝日は、参加せず。

橋下市長の矛先は他の記者にも向いて、この記事の是非を問いただす。
中には、勇気を出して記事自体は問題としながらも、朝日新聞まで、
責任追及の対象にするのはどうかという指摘も。

橋下市長は、想定内とばかり、100%出資を理由に責任は、週間朝日
と同時に追求していくと明言。

完全に、記者を圧倒した会見でした。

朝日新聞の記者に対して、朝日新聞が、差別を受容する新聞であると、
何どもくり返し発言、執拗に詰め寄っていました。

また、週間朝日の編集長から、会談の申し込みがあったと暴露されて
しまいます。ここで、前日の布石が活きて来ます。公然と闘う戦略を
とった橋本市長の勝ちです。週間朝日の姑息が際立ちました。

止めをさしすように、橋下市長が出したカードは、週刊朝日の
ツイッター事件。こんな状態で、週刊朝日はツイッターで、問題の
「ハシシタ・・」の記事は来週号もお楽しみに、というメッセージを
流したことを暴露。これには、会場も騒然として、失笑ももれてい
ましたね。

このやり取りは、批判してた人も多かったと思います。このあたり、
橋下市長が嫌いな方は、許せないでしょうね。

今回のこの場面では、確かに朝日の記者は可哀想でした。何も言えず
言われっぱなし。でも、こんな事態を招いたのは朝日新聞です。記者
の発言を制限しておきながら、丸腰で橋下市長の前に差し出すんです
から。

今回の流れでいうと、クレームされているんだから、少なくとも、面前
で見解を示すのが筋だと思います。本来なら、広報でも、記者でも責任者
クラスでも、前日に指名されているんだから準備できたはず。

もっとも、それくらいは判っているので、あえて記者だけで行かせた
可能性もあると思いますが。

この会見の前後で、週刊朝日は、謝罪のコメントと、次号での謝罪文の
掲載を発表します。

世間でも、今回ばかりは、橋下市長に同調する声が勝った印象があります。
同じように、朝日新聞への攻撃はたしなめる意見も多かったですが。

翌日も、橋下市長の攻撃は止みません。週刊朝日の謝罪も、あくまで昨日
のはコメントだとして、掲載記事をみて判断するとしました。同様に
朝日新聞へも、引き続き見解を要求します。

といっても、謝罪を勝ち取った橋下市長は、余裕の態度。朝日新聞まで、
責任追及したのは、問題解決能力が週間朝日に無いからと、告白、
交渉力の違いを見せつけましたね。

結局、その後に週刊朝日は、改めて謝罪のコメントと、掲載中止を発表する
ことに。朝日新聞も、先のコメントをだすという結果に。

これを、受け橋下市長も、ノーサイドを宣言、質問拒否を取り消した。


素晴らしい、交渉術だと思いました。確かに、週間朝日だけとやっていたら、
このスピードでは解決しなかったでしょう。

まあ、橋下市長自身、ここまで大きく話題になることは想定していたかは、
疑問ですが、今回の件に関しては完璧な勝利でしょう。

ただ、アンチ橋下派は、改めて、嫌だと思ったんじゃないでしょうか。

この首尾一貫して、とことんやるというのは、日本人には、合わないん
でしょうね。

今回思いましたが、外交は、橋下さん適任ですよ。
始めは、軋轢が絶えないと思いますが、首尾一貫できれば、解決すること
がたくさんあるように感じます。

そうです。ポイントは首尾一貫するというところ。


橋下さんが、足元をすくわれるのは国内の首尾一貫しては困る勢力です。
国政の場で、活躍してもらえることを期待したいですけど。個人的には。



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ハシシタ記事を書いた 佐野眞一氏、この本は売れたみたいですよ。
今回は、相手が悪かったですねー。


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アンチ橋下組みの人も、橋下さんが頑張ってくれた方が儲かりますの
で喜んでいるでしょう。
ただし、直接対決はだめですよーー。やられちゃいます(ToT)