コンピュータの普及によって、科学技術の設計開発スタイルが大きく変わった。


設計や開発の際にシミュレーションを行い、事前に問題検証を行い物作りをしていくのだ。


身近なところでいえば、自動車の衝突試験。


一昔前は実際に自動車を何度も衝突させてデータを得る。


この繰り返し試験を仮想空間の中で行うのだ。


開発費用面でもパラメータを振った試験でも仮想空間の中では費用と時間の削減が可能なのだ。


この衝突試験のシミュレーションに関しては、


人体へのダメージもシミュレーションで行うところまで進歩している。


核実験に関しても実際の核実験から得られたデータをもとに、


後はシミュレーションの世界での実験で事足りるところまで来ている。


少し前のニュースだが、自然界の物理方程式を可能な限り盛り込んで、


ビッグバーン以降の宇宙の生成過程をシミュレーションし、この業界に激震があった。


実際に私自身、シミュレーションをベースに開発業務をしているわけですが


シミュレーションのスキルや基礎データ、実験結果とのかえりを考察していきます。


シミュレーションの世界でも経験上よく一致するものが、構造シミュレーション。


この分野の学問に関しては、学術的にも確立しており歴史的にも古い分野である。


シミュレーションもこの構造分野とともに発達してきた背景もあり、


この分野のシミュレーション技術者も多く、実験結果ともよくあう。


住宅設計の際にも、構造シミュレーションを実施して建物の構造を事前にチェックすることができる世の中。


シミュレーション技術で暮らしが変わる時代です。