Windowsフォーム資産をタッチアプリに、グレープシティが新製品 | ビジネス人間学




 グレープシティは7月31日、企業などの既存のWindowsフォームアプリケーションをタッチ操作に対応させるためのコンポーネント製品「MultiTouch for Windows Forms 1.0J」を発表した。8月28日に発売する。



 MultiTouch for Windows Forms 1.0Jは、Windows 8のデバイス上でマルチタッチのピンチ操作によるWindowsフォームアプリケーションの拡大/縮小表示や、スワイプ操作によるスクロールや移動といった操作を可能にするもの。Visual Studioで既存のWindowsフォームプロジェクトを開き、ツールボックスからコンポーネントを追加、リビルドするだけタッチ操作対応を実現する。



 同社によれば、あまり業務利用されていないOSを含めたタッチ対応アプリケーションの開発や既存のアプリケーションを再開発にはコストや手間がかかることから、従来の開発環境でも対応していける今回のコンポーネントを実現させたとしている。



 1開発ライセンスの価格は3万1500円で、開発したアプリケーションの配布には別途ランタイムライセンスも必要になる。