「医龍4~Team Medical Dragon~」で医学生時代の桜井(平幹二朗)と野口(岸部一徳)を演じるのは平岳大(左)&岸部大輔(右)の2世コンビ (C)フジテレビ




岸部一徳の息子・岸部大輔 (C)フジテレビ


平幹二朗の息子・平岳大 (C)フジテレビ








若い頃の岸辺一徳さん



若い頃の平幹二郎さん


俳優の平岳大とミュージシャンの岸部大輔が、坂口憲二主演の人気シリーズ最新作『医龍4~Team Medical Dragon~』(毎週木曜 後10:00)の第6話(13日放送)にゲスト出演することが10日、わかった。2人はそれぞれ、父親で俳優の平幹二朗、岸部一徳が演じている桜井総合病院院長の桜井修三、 L&P病院顧問の野口賢雄の若かりし頃を熱演する。


 接点がないように見えた桜井と野口の意外な過去が、平幹二朗と岸部一徳の息子コンビの演技によって明らかにされる。


 桜井と野口の回想シーンは、1960年代の医学生たちによる学生運動の場面。ヘルメットをかぶり、口にはタオル、手には木材という完全武装をした平岳大と岸辺大輔が登場し、岳大演じる桜井が力強く演説すると、「おー!」と拳を突き上げて応える野口(大輔)ら医学生たちの姿が描かれる。


 今回のオファーを受け、「すぐに父に電話をしました」という平岳大は「桜井がどう して足が悪いのか理由が分かるシーンでもあるので、つながりは感じてもらえると思います。若い頃の桜井が持っていたパワー、野口との対比などがうまく出ていればいいなと思います。とても楽しんで演じさせていただきました」と振り返っている。


 『医龍2』にも出演していた岸部大輔は「そろそろ声がかかるのでは…と覚悟をしていた」といい「“息子が演じている”のではなく、ご覧になった方が“今の野口に似ている人だな”とサラッと見ていただけないと作品の雰囲気を壊してしまうんじゃないかなというプレッシャーは大きかったです。結果的に“あー、息子だったんだ”と思ってもらえるくらいになればいいなと思っています」と期待を込めている。


 坂口演じる朝田龍太郎の恩師である桜井と、チームドラゴンの天敵・野口の過去にはどんなエピソードがあるのか。2世芸能人の演技も相まって注目を集めそうだ。