パンだし。
正義の味方とか嫌いだった。
大人になってもそれは変わらなかった。
子どもができて、アンパンマンを見るようになって、なんとなく一緒に見るようになった。
大人になると見方もいろいろ増えるようで、そのうち作者のやなせたかしの著書とかにも
興味が出てきた。
戦争を経験してきた時代の人は強い。
正義の味方なのも、愛と勇気だけが友達なのも、一番大切なのは飢えないことだという考
え方も、全部理由があってのこと。
何度死んでも蘇る、人の中にある勇気を象徴する存在。
この「何度死んでも蘇る」って言葉はやなせさんが作詞した歌にある言葉。
奥の深さを知るたびに、アンパンマンとばいきんまんとの関係からも目がはなせなくなる。
もう子どもはそろそろアンパンマンを卒業するというのに、親はますますアンパンマンに
はまってく。
やなせたかしさんの著書の中でも亡くなった奥様との出会いを書いたものがすごく面白い
のもポイント。
絶版になってしまったのが惜しい。
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