受け止めて | 小山慶一郎くん、ときどきNEWS

小山慶一郎くん、ときどきNEWS

小山慶一郎くん、NEWSくんを愛しすぎた
とある主婦の妄想ブログです
暖かく見守ってくださいませ…

「このまま寝て行ってもらってもいいんじゃない?シゲちゃん」



そう言って布団を出しに行こうとした手を彼がぐっと奪ってバスルームへ向かう



「ちょ、何?」



彼は強引に私の衣服を取り去る



「シゲのにおい、流してきて。俺耐えられない。」



そう言うと無理やり押し込まれた



そして少し熱めのシャワーで私の全身を洗い始めた



されるがままだった



彼は何度も何度も私の髪を身体を洗い流す





「これでよしっと。」




すると彼は私を引き寄せ優しく包み込んだ



「絶対イヤだから、シゲにだけは…俺の、俺だけのものだから…」



耳元でつぶやく



全身に彼の言葉が染み渡る



私は彼の柔らかい髪を撫でた



「しっかりつかまえていて…こんなに好きなのに、奥さんになったのに寂しい思いはしたくないの。
好き過ぎて苦しい…慶ちゃん助けて…」



それが今の私の本当の想い



押し潰されそうなくらい好き過ぎて、でも寂しくて寂しくて
壊れてしまいそうだった



その壊れそうな気持ちを成亮くんに触れられてしまった



あのハグは、私の寂しさをスッと取り除いてくれた


不思議なほどスッと



だから彼にしっかりつかまえて欲しかった






彼は髪に触れていた私の手を取ってぎゅっと握る



握りしめる



「仕事が一番なのはわかってる。それを支えることが私のつとめだってわかってる。
だけど、慶ちゃんの気持ちがどこかに行ってしまってないかと毎日不安で…」


「俺は杏子がいるから安心して仕事ができる。
それに甘えすぎてたのかもしれないな。
いつも感謝してるし、早く帰ってこられなくてごめんって寝顔見ながら思ってる。
でも不安にさせた俺が悪い、申し訳ない。」



頭を深く下げた



「わかった…」






私は彼の髪を乾かしてあげた


柔らかい髪の毛が乾いてふわふわになった


この髪1本ですら愛おしくなった


「好き…」


無意識にぽつりとつぶやいてしまった



彼は振り返り可愛らしい笑顔で私に唇を重ねた