この人に逢うために生まれてきたのかもしれない。
そんな風に思うことってホントにあるんだ。
この人に逢うためにこれまでの日々があったんだとしたら、
今日までの日々が報われた気がした。

何をやってもうまくいかなかったあの日も、
不条理に憤ったあの日も、
夢破れたあの日も、
ただ大事にしたかっただけなのに傷つけあったあの日も、
約束された未来なんてなかったけど、とにかく全力だったあの日々があったから君に出逢えたんだとしたら、
君に出逢えた今があるから、
その全てが無駄じゃなかったって思えた。

幸せの青い鳥は特別なものじゃない。
どこにだっている青い鳥を眺めて、二人で見る鳥は特別だと思える人と、
当たり前にお互いを大事にしていくだけのこと。
簡単だけど難しくて大切なこと。
良く相性が良いとか悪いとかいうけど、
それでいくと相当相性良いと思う。

話してても無言が気にならないし、他愛もない話題で4時間5時間平気で話していられる感じ。
一緒にいても頑張ってる感がなくて、お互い自然体を地で行く感じ。
抱き合う時のしっくりくる感じ。

パズルのピースがぴったりはまるみたいに、代替なんてあり得ない。

出逢っちゃったのかな。
ツラくはないんだ。
嫉妬とか自分の中にあるイヤな感情に気づいて苦しくなるけど、
君はちゃんと受け止めてくれるって分かってるから。
私が勝手にうだうだ考えてるだけなのに、
きっとイヤな思いさせてごめんねって君は言うに違いないんだ。
そして、でもね、今俺が本気なのはあなただけだから、何て言って安心させてくれるんだ。

良い私もダメな私も、オトナな私もコドモな私もどっちも大事な私なんだからって受け止めてくれるんだ。

ちゃんと受け止めてくれるから、安心してどこまででも好きになれる。
好きな人を好きなだけ好きでいて良いって何て幸せなことなんだろう。

ホントに出逢えて良かった。
これが最後の恋になるように願わずにはいられない。