神戸市中央区の路上で平成19年5月、山口組系暴力団組長が刺殺された事件で、兵庫県警暴力団対策課が殺人容疑で、いずれも別の山口組系暴力団幹部の冨澤栄(54)と山口真一(44)の両容疑者を逮捕していたことが13日、分かった。ほかに暴力団関係者3人についても同容疑で逮捕状を取っており、14日にも逮捕する方針。

 調べでは、両容疑者らは共謀し、19年5月31日午後6時ごろ、神戸市中央区二宮町の歩道で、山口組系暴力団の後藤一男組長=当時(65)=を刃物で刺して殺害した疑いが持たれている。

 後藤組長はこの日、同区内の山口組系山健組本部を訪れるため、所属する組がある愛知県から神戸市に来ていたといい、同課で動機や背後関係を追及する。

 同課は昨年6月、後藤組長の殺害を計画し、刃物を準備して後藤組長を監視したなどとして、冨澤容疑者らを殺人予備容疑で逮捕。その後、後藤組長の殺害についても追及していた。

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