だるま女(だるまおんな)とは、両手両足がない女性のこと。その状態がだるまに似ていることからこう呼ばれる。
誘拐されたり、借金のかたに拉致された女性が、各国の富豪たちの慰み者や見世物として「だるま女」にされている、というもの。 真偽を含めて実態は明らかではないが、口コミ等で流布された結果、多くの人が知る都市伝説化している。
海外旅行中、ブティックの試着室に入った妻がいつまで経っても戻ってこない。不審に思った夫が扉を開けると、そこに妻の姿はなく、持って入った服だけが落ちていた。 現地警察に通報するも、目撃者がいない上、外国人である夫に警察は冷たく、早々に調査は打ち切られ、彼は帰国を余儀なくされた。
数年後、某国を訪れた夫は「だるま」と日本語の看板を掲げている店に立ち寄る。 そこはストリップ小屋で、やがて現れたのは両手両足を根元で切断され、壁に固定された真っ裸の“だるま”のような女だった。舌も切断されているらしく、涎を垂らし、焦点の定まらない目で天井を見つめている。
その女は、あの日消えた妻だった・・・
女性障害者が裁縫、刺繍、書をしたためる姿などを見世物小屋で見せた例は実在し、中村久子が有名。
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