日比ソロ新曲『熱帯夜』歌詞 | ニューポップスオーケストラ オフィシャルブログ

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『熱帯夜』

本気にしたわけじゃない
だけど騙されたフリも悪くない
尖る嘘で突き刺して
痛みを感じなくなるまで

暗闇の中生き物のように
舌を這わせて君の鳴き声を聞く
溶けるような熱帯夜なのに
冷め切った僕が見てる

まだ利用する価値がある
踏んで頂けたのならば光栄
鈍い快楽に酔わせて
記憶もおぼろげになるほど

この腕の中愛しく歪む
その表情に獣が雄叫ぶ
赤く染まる裸体の向こうに
冷め切った鬼が見える

陽が昇ればうやむや
濁ったevery night love
寂しげに笑うから
SNSには蓋をしておいてあげる

語らずとも想い伝わる
昔ながらの激しい肉弾戦
都合良く求め合う僕らを
冷め切った神が見てる

暗闇の中狂ったように
腰を振りながら鬼の鳴き声を聞く
溶けるような熱帯夜だから
冷め切った君を愛す
狂い切った夢に溺れる


※7/18日比直博ソロワンマンにて発表