先般、投稿した「人生の終末を」の続きとなる。話しを書きたいと考えてます。

まだ読んでない方はこちらへ https://ameblo.jp/newokinawa/entry-12813276320.html

  

定年近くなると、老後の備えや、介護が必要になった時のことを、考える事が多くなりますが。

 

「高齢者の独り暮らし」という観点で考えると。先ず考えたい事は。


1.自分の家で最期まで暮らし続けたいのか…。

2.最期は老人施設等で過ごしたいのか…という2択を想定し。


このシンプルな問いから、自分自身の本心を探ってゆく。考え方を整理することを私はおすすめします。


それから皆さんのなかには、「公的介護保険で、介護サービス利用があるのだから。必要な介護の量や要求は満たせるだろう。必要な供給(給付)があるのだから大丈夫…」と考える方もいるかも知れませんが。 


公的介護保険(1〜3割負担)サービスは申請し。認定調査を実施し、主治医意見書を参照し。市町村で介護認定区分によって。 


毎月、(安価な)利用料で使えるサービス量には限度があります。今回は詳しい内容には触れませんが。


実際に在宅介護が始まると。予想以上に、介護支援は必要になってきます。「週に6回はデイケアへ通って欲しいのに。要介護1では最大週に3〜4回しか通えないの…」というのが実態なのです。



もちろんどの程度。介護の手間が必要なのか?認知力の程度や、排泄は自立しているのか?お薬はきちんと服用されいるか?                 


それ以外にも生活をする上で、どのような課題を抱えているのか…。詳しく調べなければ、「まだ一人暮らしは可能である」とは一概に言えない所が、介護支援の難しいところなのです。     


話しは先ほどの、「在宅介護か?高齢者施設か?」という論点に戻りますが。



私が出会う一人暮らしの高齢者の多くは。要介護になって、"その選択を狭られ"て「一体私はどうすれば良いのか」と戸惑う方々が多いのに驚かされます。


結局は「(元気だから)考える機会が無かったのか?」「老後のことや、介護のことなど。


知らないことが多すぎて、自分一人で決める事も出来なかったのか?」。そのいずれかであろと思われます。


(続きは次回②にて)