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宝塚月組選抜「メリー・ウィドウ」 北翔海莉「専科の重責 歌唱に磨きを」

宝塚歌劇団専科の北翔海莉(写真:産経新聞)

 歌唱力に定評のある宝塚歌劇団専科スター、北翔海莉(ほくしょうかいり)が、有名なオペレッタをミュージカル化した「メリー・ウィドウ」(谷正純脚本・演出)に主演する。月組の選抜メンバーが出演し、公演は、大阪が23日~12月1日=シアター・ドラマシティ、東京が12月6~11日=日本青年館大ホール。

 20世紀初頭のパリを舞台に、富豪の未亡人ハンナ(咲妃(さきひ)みゆ)をめぐる、元恋人ダニロ(北翔)や色男カミーユ(凪七瑠海(なぎなるうみ))らの恋の駆け引きを、美しい音楽に乗せて描くしゃれた喜歌劇。長いオペレッタを、ダニロとハンナを中心にコンパクトにまとめ、曲はほとんど原曲のまま使う。

 「私一人で9曲も歌いますが、常に音楽が流れて誰かが歌っている感じですね。谷先生から歌一本で勝負してほしいと言われて、オペラファンの方にも喜んでいただけるようなレベルの歌唱力に磨きをかけたいと、難しい課題に取り組んでいます」と北翔。

 千葉県出身で平成10年入団。月組から宙組を経て、昨年7月に専科へ異動。ドラマシティ公演の主演は初めてとなる。「専科に変わって開放された部分はありますが、また別の役目やプレッシャーもあり、今まで以上に勉強が必要だと感じています」と生真面目だ。

 宝塚歌劇創立100周年となる来年は、元日初日の星組公演「眠らない男・ナポレオン」にも出演する。「ワクワクしています。積み重ねた歴史のブランドを大切に、伝統を伝えていきたい」と語った。(平松澄子)

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