こんにちは
カウンセラー月美です🌙
子どもさんたちの夏休みも後半です…
エリアによっては来週から新学期のところも…
例年、この時期になると
「学校に行くのがツライ」
と感じている子どもさんに
周囲の大人がどう接したらよいのかという
話題が増えます
そしてSNSなどでは
周囲の理解がもらえていない子どもさんの
ツライ声が増えていくのです…
子どもさんがツライ状態のときに、
「無理しなくてもいいよ」
と言ってくれる大人がいるのかいないのか…
時には、そのことは
子どもさんにとって
生死がかかっているくらい大事なことになります。
が
なかなか言えない大人(親御さん)の事情…
一番多いのは
「学習の遅れが心配である」
という不安です。
私が、いまの仕事をしていて実感している
親御さんが引っかかっていらっしゃる点は
圧倒的に学習面です。
なので、
子どもさんが「学校に行きたくない!」というと
殆どの親御さんが
「え、どうしよう…学校行かなきゃ困るでしょ」
と考えることになります。
ですが。
よ~く考えてみると
辛い、
苦しい、
怖い、
嫌だ、
こんな不快感いっぱいの環境で
前向きに学習に取り組めるはずもないですし
知識が頭に入ってくるはずもないですよね…
むしろ、学校にトラウマを持ってしまうこともあります。
たまたま、マイナスの環境があって
ツライだけかもしれないのに、
無理強いさせられ、
我慢を続けていると
「あぁ、学校ってなんてツライ場所なのだろう!」
ということを学んでしまうのです。
親御さんに叱られてばかりいたら
「あぁ、親ってどうしてわかってくれないのだろう!」
ということも学んでしまうかもしれません。
であれば。
どうすればよいのでしょう?
小中高校時代の過ごし方で一番のカギになるのは
「脳(特に前頭葉)の発達」と
私は考えています。
前頭葉は人と関わる能力や、社会性、理性など
人間の活動の高次的(レベルの高い)作業を担っています。
つまり、しっかりと前頭葉が発達していたら、
「自分で生きる力」を手に入れることが可能です
高齢になったときに前頭葉が衰えてくると
●意欲の低下(やる気がでない)
●感情抑制の低下(やたらキレる)
●判断力の低下(アクセルとブレーキ間違えるなど)
●性格の先鋭化(怒りやすい人は、より怒りやすく)
など問題が起きてきます。
もし、子どもさんが学校に我慢して登校して
ご本人が安心安全を感じられない環境下にいると…
本来は発達するはずの脳が、
委縮してしまって、まるで高齢化した…
●意欲の低下(やる気がでない)
●感情抑制の低下(やたらキレる)
●判断力の低下(アクセルとブレーキ間違えるなど)
●性格の先鋭化(怒りやすい人は、より怒りやすく)
という状態に陥ることがあります
つまり
学校が、子どもさんの脳を委縮させる恐れがあるならば
別の場所で脳をのびのび育てる方法を考えることは
正しい選択ということです
前頭葉を伸び伸びと発達させるためには…
●自分で考える(創造・想像する)
●人と関わる
そして、運動と睡眠
が大切と言われています。
脳全体をコントロールしている前頭葉を
伸び伸びを育ててくれる環境があれば。
自分で考えて、必要だと感じた時には
きちんと知識を学ぶことも可能になるはずです。
文部科学省も、子ども家庭庁も
「不登校は問題行動ではない」と明言しています。
子どもさんのために、
よい環境をととのえたフリースクール(居場所)も増えていますし、経済的な支援策も少しずつですが増えています
子どもさんは宝ですし、
育ててらっしゃる親御さんも宝です
伸び伸び脳育がおススメです
敬愛している「川崎夢パーク」理事長西野さんの著書
👇
拙著もよかったらお読みください
👇
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CFQ4WLMN