こんにちはニコニコ

 

カウンセラー月美です🌙

 

信州でも

やっと桜が咲きました。

 

 

 

 

 

信州エリアでは

新年度スタートのこの時期に桜が咲くので

校庭でお弁当を食べたり、

記念撮影をしたりする姿も多いです。

 

 

楽しそうにワイワイやっている姿…

 

でも、あまり笑っていない子

ぽつんと一人で過ごしている子も

見受けられます。

 

 

 

日本では、満6歳になって

次の年度スタートから

「小学校へ入学する」ことが決まっています。

 

 

そして(受験などしない限り)

住んでいる住所で「この学校」と

割り振られます。

 

もちろん、クラス編成も担任の先生も

「ガチャ」ですね。

 

 

日本の学校生活は

「学校が子どもさんに合わせる」ことは殆どなく

「子どもさんが学校に合わせる」必要があります。

 

ずっとずっと、

そういう仕組みが続いてきたので、

大人はそれが

「当たり前」と思い込んでいることが多いです。

 

 

学校に合わせられない子どもさんは

「問題児だ!」となる訳です。

 

 

テレビでおなじみの黒柳徹子さんが著した

「続 窓ぎわのトットちゃん」

本が売れない時代に、多くの人に読まれています。

 

その、

(元祖)「窓ぎわのトットちゃん」

お読みになったことはありますか?

 

 

 

「学校に合わせることができないトットちゃん」

小学校を退学になります。

 

授業中、机に座っていない

机の開け閉めを授業中ずーっと繰り返す

チンドン屋さんを観に行ってしまう…

 

そして。

転校した「トモエ学園」で小林校長先生と

運命の出会いを果たすのです。

 

 

 

私の中学生時代の感想文が出てきました。

 

 

 

(感想文より抜粋)

「いつも問題を起こすトットちゃんが、

何かをしていると、大人はみんな『やめなさい!』

なのに、トットちゃんを信頼して『あとで戻しとけよ!』

とだけ言っていつも通り過ぎて行った小林校長先生。

私はどことなく、トットちゃんに自分とどこか

共通点を感じ、こんな先生に憧れ…略」

 

 

うんうん。

中学生の頃から、私は

「子どもさんの気持ちに共感して

 子どもさんの味方でいられる

 子どもさんを信頼できる

 そういう大人に憧れていて、

 いつかきっとそうなるんだ!」

と願っていたことを思い出すことができました。

 

 

そうなんです。

「学ぶこと」は子どもたちの権利です。

 

「行きたくない!」

「居場所がない!」

そんな学校に行かなくてもいいです。

 

 

「行きたい!」

「安心できる」

そんな居場所でこそ、子どもさんは

知的好奇心をめいっぱい広げて

様々な経験、学びを深められるはずです。

 

 

 

こんな場所もできています。

 

安心して過ごせる居場所で。

みんなと美味しくご飯を食べて。

やれることから学びを深めて。

そんな中から、社会のルールも身に付いて。

 

 

新学期始まりました。

無理をして頑張っている子どもさん。

いっぱいいると思います。

 

楽しさもたくさんあって、

慣れるために、頑張ってみることはよいでしょう。

 

ですが。

自分を押し殺して。

自分らしくいられない。

ちっとも安心できない。

誰も気にかけてくれない。

 

そんな中で、無理をしている子どもさんがいたら。

 

「安心できる居場所は別にあるよ」

どうか誰か教えてあげてくださいお願い

 

 

 

もし、よかったらお読みください。