【衝撃事実】学校へ行きたくないのはだぁれ?
こんにちはカウンセラー月美です🌙霜月になりました年末が迫ってきたこの時季例年発表されるのが「不登校児童生徒数」です。2024年度小・中学校における不登校児童生徒数は、合計で353,970人(前年度346,482人)で過去最多となりました。ちなみに、2024年1年間の自死について。全体では減少傾向にあるにもかかわらず、小中高校生は529人で過去最多でした(厚生省発表)原因や動機(複数回答)は「学校問題・学業不振や進路に関する悩み」が349件で第1位とされています少子化で子どもの数がぐんぐん減っているのに子どもさんたちを自死に追い詰めるほどに苦しめているのは「学校問題」親御さんも、子どもさんも苦しい…そんな中。こんな発表がありました…NPO法人「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」が実施した調査の結果です「不登校対応で先生方も困っている!」なんと8割を超える先生方が不登校の子どもや親に対応する時間がなくて困っているというのです。そして、先生方は不登校対応に限らず、さまざまな業務を抱えていることも明らかにされました学習以外で一人一人の児童・生徒とコミュニケーションをとれる1日あたりの平均時間を尋ねた結果「10分以内」が42・5%「10~20分」が19・6%「20~30分」が16・8% …子どもさんたちが学校へ行きたくないケースの裏に先生方が学校へ行きたくないケースが激増です最新の「ココロの病気でお休みした先生の人数」は7,119人(全教育職員数の0.77%)で、令和4年度(6,539人)から580人増加し、過去最多です。公立学校教職員の人事行政の状況調査について:文部科学省www.mext.go.jpずっと休職者が増え続けているのです…先生方が活き活きとして「楽しめている場所」になっていない学校が子どもさんが活き活きと「楽しめる場所」になるわけないと思います先生だって人間ですココロに余裕があれば子どもさんの行動を、温かく冷静に受け止められる…ココロに余裕がなければ子どもさんの行動に、いらいらして対応してしまう…ついついイライラした対応をしてしまったことで子どもさんが傷つき「学校に行きたくない」と思う。そして欠席してしまう。そうすると、またその対応しなくてはならない…更に忙しくてイライラがつのる…負のスパイラルです先生方の働きやすい環境を整えて、ココロに余裕を持っていられる学校になることこそが不登校対策に有効な一手だと確信しています願わくばスクールカウンセラーを常勤にして養護教諭さんと連携して先生方をサポートさせていただきたいですいまは、月に数時間ずつしか行けないのです…(涙)