こんにちは、香水好きのみなさん。
雨天が続いて気分が上がりませんが
気を取り直して頑張りましょう!
ところで、「香水」といったら
みなさんは最初にどこのブランドを
思い浮かべるでしょうか?
自分の場合はディオールだったので
香水ブランドのお話の初回は
ディオールから始めましたが
ある程度年齢を重ねた方であれば
シャネルを最初に思い浮かべる方も
多いと思います。
シャネルは香水ブランドとしても
ファッションブランドとしても
お話しできることが多い「お題」ですね。
そして、創業者のココシャネル自身も
映画が3つも作られるほどの人で
彼女の人生からインスパイアされた
女性も多いのではないでしょうか。
そこで、今日はまず
ココシャネルの生き様について
簡単にまとめて紹介しようと思います。
◆ファッション界の革命児
ガブリエル・“ココ”・シャネル
(Gabrielle "Coco" Chanel)は、
20世紀のファッション界に
革命をもたらした伝説的なデザイナーです。
彼女のデザインは、
女性のファッションを根本から変え、
現代のエレガンスとスタイルの基盤を築きました。
ココ・シャネルの波乱万丈な人生と、
その革新の軌跡を辿ります。
◆幼少期と青春時代
ガブリエル・シャネルは1883年8月19日、
フランスのソミュールに生まれました。
父親は行商人、母親は貧しい家庭の出身で、
ガブリエルが11歳の時に母親が亡くなり、
彼女とその兄弟は孤児院に預けられました。
孤児院で過ごした時間は、
後の彼女のシンプルで実用的なデザインに
影響を与えました。
孤児院を出た後、
ガブリエルはミュランとヴィシーのカフェで
歌手として働きました。
この頃、彼女は「ココ」という
ニックネームを得ました。
由来は諸説ありますが、
彼女が歌っていた曲のタイトルに
由来するとも言われています。
◆ファッションの道へ
1909年、ココ・シャネルはパリに移り、
帽子店を開きました。
当時、女性の帽子は
豪華で重いものが主流でしたが、
シャネルはシンプルで軽い帽子をデザインし、
瞬く間に人気を博しました。
この成功をきっかけに、
彼女はファッションデザインの道を
進むことになります。
1913年、シャネルは
ディーヴィルに最初のブティックを開店しました。
ここで彼女は、
ジャージー素材を使ったスポーツウェアを発表しました。
当時、ジャージー素材は
下着に使われることが多かったため、
これをファッションに取り入れるという
アイデアは革新的でした。
シャネルのデザインは、
女性の自由な動きを尊重し、
実用性とエレガンスを兼ね備えていました。
◆第一次世界大戦とその後
第一次世界大戦中、
シャネルのシンプルで実用的なデザインは
ますます支持を得ました。
戦時下では、
女性たちは実用的な服装を求めていたため、
シャネルのデザインは
時代のニーズに合致しました。
戦後、シャネルは
パリのカンボン通りにブティックを開店し、
さらにビジネスを拡大し
1920年代には
「リトル・ブラック・ドレス(LBD)」を
発表しました。
このシンプルな黒いドレスは
女性のワードローブに革命を起こし、
今でも必須アイテムとして愛されています。
また、1921年には
香水「シャネル No.5」を発表しました。
このあたりから
「シャネル」の名前が世界に広く
知れ渡るようになってきました。
今日はここまでにして、
続きは次回に書きますね。