こんにちは、香水好きのみなさん。

いかがお過ごしですか?

 

もう日中は25度を超える暑さで

びっくりですよね。

 

体調を崩さないようお気を付けください。

 

 

今日の香水はフリージアの香りです。

 

 

◆メゾンマルジェラ フラワーマーケット

 

2012年に発表された女性向けのフレグランスです。

 

パリのフラワーマーケットを

散歩した思い出をテーマに作られました。

 

 

この香水は、

雨上がりの晴れた朝に花屋さんの

前を通ったときに香る花々の香りを

イメージしています。

 

花々のフローラルな香りに加えて、

朝露をまとった花びらのみずみずしさや、

切ったばかりの茎の繊細な青々しさまで

感じられるのが特徴です。

 

ピュアで透明感のある爽やかな香りで、

品のある女性を演出してくれます。
 


メゾンマルジェラのフレグランスラインは

2010年からスタートし、

「レプリカ」シリーズは年代や場所、

天気、感情のゆらぎなどといった記憶を

鮮明に再現する

“メモリー・イン・フレグランス”がコンセプトです。

 

新しい香りが登場するたびに、

大きな話題を呼んでいます。

 

フラワーマーケットも、

そのような『記憶』を強くイメージしています。

 


フラワーマーケットの調香師は、

ジャック・キャヴァリエとマリー・サラマーニュ。

 

今大人気の、ヴィトンの香水の多くは

キャバリエの兆候によるものです。

 


フラワーマーケットの香りの構成は、

トップノートでは、

フリージアの他にも

クラッシュドグリーンリーブスが感じられ、

これが新鮮で生き生きとした印象を与えています。

 

このグリーンノートが

フリージアの花々と組み合わさることで、

まるで本当に花市場にいるかのような

リアリズムと鮮度を感じさせます。

ミドルノートに移ると、

ジャスミン、ローズ、チューベローズが加わります。

 

これらの花々が複層的なフローラルの豊かさを加え、

香りに深みと温かみをもたらします。

 

特にジャスミンとチューベローズは、

フリージアのデリケートな香りに

強さと持続性を与える役割を果たしています。

ベースノートでは、

セダーウッドとムスクが基盤となり、

香りに安定感と落ち着きを提供します。

 

これにより、

全体のフローラルノートが地に足をつけつつ、

長時間にわたって肌に残るようになります。

 

このように、フラワーマーケットは

フリージアの魅力を中心に、

他の花々やグリーンリーブス、

木のノートが巧みに調和されていて

フラワーマーケットにいるかのような

気持ちにしてくれます。



フラワーマーケットの評判は高く

特に30代以上の女性からは、

「上品で洗練された香りがする

「日常を少し特別なものに変えてくれる」

といった感想が寄せられています。

 

日々の生活に小さな幸せを足してくれる香水ですね。