こんにちは。
今日の名香はエルメス カレーシュ ソワ ド パルファム
HERMES Caleche Soie de Parfum
エルメス カレーシュ ソワ ド パルファムは
1961年に調香師のギー・ロベールが作った
エルメス初の女性用香水です。
カレーシュという名前は
エルメスの象徴である馬車を意味しています。
エルメスはもともと馬具や鞍の製造をしていた会社で
馬車はその歴史と伝統を表しています。
また、ソワ ド パルファムという名前は
「絹の香水」「絹の香り」という意味合いで、
エルメスのシルクの技術を称えています。
エルメスはシルクスカーフやツイリーなどのシルク製品で有名で
香水とシルクは相性が良いと言われています。
◆エピソード
カレーシュ ソワ ド パルファムは、
エルメス初の女性用香水として
1961年に調香師のギー・ロベールによって作られました。
彼はその前年にも
同じくアルデヒド系のフローラル・シプレの香水である
マダム・ロシャスを作っています。
彼はこのタイプの香水が大好きで
1983年にはアムアージュ・ゴールドという壮大な香水も作っています。
なお、カレーシュは1992年に
ソワ ド パルファムとして再発売されました。
このとき、香水の濃度が高められ、
香りがより豊かになりました。
ボトルのデザインも変わり、
馬車のランタンにインスピレーションを得た形になりました。
黒いキャップは乗馬帽を思わせます。
裏ラベルには、フィリップ・デュマが描いたイラストがあり、
この香水がパルファム・フォンダトゥール(創業者の香水)
コレクションの一つであることを示しています。
◆香りの構成など
この香水は、フローラル・ウッディ・シプレの香りで
非常に女性らしく、上品でクラシックな印象を与えます。
トップノートは、
柑橘系の爽やかさと、アルデヒドのモダンさが調和します。
ミドルノートは、
イランイラン、ローズ、ジャスミンなどの
華やかな花々が織りなすフローラルブーケです。
ラストノートは、
サンダルウッド、ベチバー、オークモスなどの
ウッディ・シプレのベースが、香りに深みとエレガンスを加えます。
この香水はオードパルファムで
100mlで約24,000円)で販売されています。
この香水の使い方のヒントとしては、
①ソワ ド パルファムは、香水の中でも濃度が高いので、
少量で十分な香りが楽しめます。
②この香水は、季節や時間帯に関係なく、
どんなシーンにも合う万能な香りです。
特にフォーマルな場や、
大人の女性の魅力を引き出したい場合におすすめです。
③この香水は、エルメスのシルク製品と相性が良いので、
スカーフやツイリーなどにつけると、
香りが長持ちします。
また、香水と同じ香りのボディローションや
シャワージェルなどを併用すると、
香りの持続力が高まります。
この香水の評判と口コミをいくつか紹介します。
・「この香水は、私のお気に入りです。
香りはとても上品で、女性らしく、クラシックです。
香りが強すぎず、優雅に香ります。
年齢を問わず使えると思います。」
・「この香水は、
エルメスのシルクスカーフと一緒にプレゼントされました。
香りはフローラルでウッディで、とても素敵です。
香水とスカーフの色が合っていて、とてもおしゃれです。」
・「この香水は、私の母が愛用していました。
香りはとても高級感があり、大人の女性の魅力を引き出します。
私も大人になったら、この香水を使いたいです。」
このように評判もなかなかいいようです。
エルメスの香水はミニボトルもいろいろ出ていますから、
気になる香水があれば、
まずミニボトルで試してみるといいと思いますよ!