１．不登校の原因は母親の育児・躾のせいではない！でも母親の愛情は不登校を解決する治癒力がある！

（一部添削、再掲）

おはようございます。

▇　不登校の原因は母親の育児・躾のせいではない！

でも母親の愛情は不登校を解決する治癒力がある！

不登校は誰のせいで

起きるのでしょうか？

誰に責任があるのでしょうか？

誰がわが子の不登校を

解決してくれるのでしょうか？

お母様はご自分のせいで

お子さんが不登校になったと

勘違いしていませんか。

今日はそのような「誤解」を

少しでも解いていただきたい思いで

下記の記事を2回に分けて

書かせていただきます。

お母様のご参考に

していただければ幸いです。

●　不登校の子どもの暴言・暴力で母親は自信を失うことが多い

●　不登校問題を理解できない“自称専門家”は母親や家庭の責任に転嫁しようとする？

●　母親の愛情は子どもの心の傷をいやし、不登校を解決する治癒力がある！

●不登校の子どもの暴言・暴力で母親は自信を失うことが多い

ある日突然、

子どもが学校に行けなくなると

最初の頃は母親も父親も

必死になって子どもを登校させようと

朝は一生懸命起こしてあげて

母親は電車に一緒に乗って学校まで行き

母親は車で学校まで送ったりしながら

何とか登校させようとます。

でもそのような無理が続くはずもなく

子どもはだんだんと行ける日が少なくなり

週1回や月1回の保健室登校や

別室登校もなくなっていき、

やがて家から出なくなります。

それでも母親は諦めることができず

子どもを学校に行かせるために

夜は早く寝かせようとして、

朝は早く起こそうとして、

スクールカウンセラーや相談員の

アドバイスに従って生活だけでも

正そうとします。

ところが子どもは母親のそのような行為を

「母親は自分がどれほど辛い思いをして

毎日死にたいほど苦しくて悩んでいるのに

ぜんぜん分かってくれないで、

世間体や親の都合のために死ぬよりも

恐い学校に、自分を無理やりに学校に

何が何でも行かせようとしている！

ひどい！許せない！」

などと誤解します。

そこで出てくるのが、

「クソばばあ！　死ね！」

「お前のせいで学校に行けないんだ！」

「なんで自分を産んだんだ！」

などの暴言、更に母親に物を投げたり

殴ったり、たたいたり、物を壊したりなどの

暴力行為です。

ある統計では

ただでえ私たち親の約70～90％は

「自分は良い親ではない。悪い親だ」

と日常的に思いこんでいるほど

自己否定感が強い、と言われています。

大切なわが子が学校に行けなくなり

母親が一生懸命頑張っても

結局は不登校になってしまうと

母親の自己否定はマックスを通り過ぎて

「自分はダメな母親だ！

だからうちの子は他の子と違い

不登校になってしまったんだ。

どうしたらいいのか分からない。。。（涙）」

と思いこんでしまい、自分を責めてしまい、

精も根も疲れ果ててしまって

身動きすらできなくなってしまいます。

●　不登校問題を理解できない“自称専門家”は母親や家庭の責任に転嫁しようとする？

これに輪をかけるのが

子どもの心理に疎い、不勉強で傲慢な

学校の先生方やスクールカウンセラー、

相談員や支援員などです。

「お宅のご家庭に何か

問題があるんじゃないですか？」

「躾が甘すぎた（または厳しき過ぎた）

のではないですか？」

「家族関係はうまくいっていますか？」

とまるで、不登校の理由が家庭や

母親の育児・躾けにあるかのような

酷い言い方を母親にする場合もあります。

教育や心理の専門家とは言えないほどの

無知の極みとしか言いようがありません。

もし本当に母親の躾や育児に問題があり

それが不登校の本当の原因でしたら

どうして他の兄弟姉妹は登校できて

そのうちの一人だけが不登校の場合が

ほとんどなのでしょうか。

ちょっと考えてみれば明らかなのです。

そういうと、今度は別の面から

無知は専門家は母親を責めようとします。

「他の兄弟姉妹が学校に行けるのに

1人のお子さんだけが学校に行けないのは

その不登校のお子さんに問題があるからでは

ありませんか？」

ここまで来ると「愚の骨頂」としか

言いようがありません。

要するに専門家でありながら、

不登校の理由がどうしても理解できず

改善のための対応もアドバイスもできず

「言うに事欠いて」

自分の無知・無能を棚に上げて

母親や家庭に子どもの責任にしようと

しているだけです。

そのような「自称専門家」の言葉は

担任であろうと、教頭であろうと、

校長であろうと、あるいは心理士や

スクールカウンセラー、相談員、

支援員などであっても無視することです。

その方々はある分野では専門家かも

しれませんが、少なくとも不登校や

ひきこもりの分野については

素人だと言わざるを得ません。

そのような方々の言葉を真に受けて

一生懸命がんばっても

結果的に子どもを追いつめ、

母親自身が一層自信をなくすことになり

ご家庭の中がグチャグチャなっても

根拠も実証もされていない不適切で

無意味な対応を母親に強く勧めてきた

自称専門家たちは誰1人

責任をとってくれないでしょう。

そのことを母親しっかりと

自覚しておく必要があります。

（次回２．に続きます）

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