①　不登校・ひきこもりは、子どもの一時的な“スランプ”。病気でも、問題でもない？

(一部添削、再掲)

おはようございます。

夏真っ盛り、お心にもお体にも

疲れが溜まってきているお母さんも

いらっしゃると思います。

特に、大切なわが子が登校できないままに

夏休みを迎えたお母さんは、心も安まりませんよね。

２学期からは学校に行けるようになるだろうか…

せめて新学期からは、何とか元気になって再登校して欲しい…

そのような複雑な心境、いえ、

苦衷の思いを抱えておられるお母さん。

そのお心に思いを馳せますと、

私も切なく、つらい気持ちになってきます…

でもね、学校に行けない子どもは

“病気”でもなければ、“問題児”でもありません。

不登校、ひきこもりと言われている状態は、

実際には、“子どものスランプ”以外の

なにもでもないのです。

この事実をぜひ知っていただき、

ご理解いただきたいと切実に思います。

昼夜逆転の生活を送り、ゲームに没頭し、

無気力・脱力感に襲われで何もできないでも、

自分は病気ではないことを子どもは知っています。

そのため、子どもは学校やスクールカウンセラー、

親から半強制的にクリニックの診察を勧められても、

医師から薬を処方されても、嫌がるのです。

子どもの言動が理解できない親の

言葉や接し方に反発したり、

耐えがたくなって、暴れたり、物を壊したり、

家を飛び出したりしても、子どもは自分が

“問題児じゃない！”ということを知っています。

だから、親が子どもを

不安そうな目や不審な目で見ると、

イライラします。

「本当は学校に行きたくても、心も体も固まって言うことを聞いてくれない、おれの苦しみも分かってくれよ！！」

と、苦しみの声をあげるのです。

それが問題行動として親の目に映るだけです。

でも、学校に行けなくても、

部屋に閉じこもり、家にひきこもり、

一歩も外に出歩けない状態になっても、

子どもは“病気”でもなければ、

“問題児”ではありません。

学校の教師やクリニックなどはともかく、

少なくとも“心の専門家”である心理カウンセラーは、

この事実をちゃんと理解していると思います。

ぜひ、不登校、ひきこもりで苦しんでいる

子どもたちのお母さんに、丁寧に、分かりやすく、

子どもが“病気”でも、“問題児”でもなく、

いまの状態は一時的なものであることを

ご説明いただきたいと思います。

そして、個人差はあっても、

不登校、ひきこもりは“子どものスランプ”に過ぎないので、

お母さんや家族の暖かい愛情と適切なケアにより、

必ず解決できることを伝えいただきたいと思います。

ただでさえ大切なお子さんの不登校、ひきこもりで

苦悩し、自信も元気も失っているお母さんに、

不必要な失望や絶望ではなく、

希望と勇気を与えていただきたいと思います。

幸い、そう思っておられるカウンセラーの方も

少なくありませんので、心強い限りですね。

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