【時局直言】ウィキリークス創始者アサンジ氏と知る権利とは | 隠された闇情報を分かりやすく暴露する田中の新生日本情報局

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年度末のお忙しい中、誠に突然ですが、あなたは、ウィキリークス創始者アサンジ氏をご存じでしょうか??

ウィキリークスはご存じでしょうか??
機密情報等の暴露、スッパ抜きで有名なサイトですよね。


ロシアのウクライナ侵略等で、フェイクニュースが溢れる中、改めて知る権利が非常に危うい状況の中、ウィキリークス創始者アサンジ氏の処遇が問題になっています。


3月26日21時52分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「英高等法院、ウィキリークス創始者の米移送判断を延期 米に「死刑にしない」など確約要求」の題で次のように伝えました。

『(前略)

【ロンドン=黒瀬悦成】英高等法院は26日、英国に拘束されている内部告発サイト「ウィキリークス」創始者、ジュリアン・アサンジ被告が米国への身柄引き渡し決定に不服を申し立てている問題で、この日に予定されていた判断を先延ばしし、被告側が求めている追加の裁判を認めるかどうかを最終的に判断するための公聴会を5月20日に行うと発表した。

高等法院は米政府に対し、アサンジ氏が米国に移送された場合に「合衆国憲法で保障された言論の自由が確保される」「偏見にさらされることなく公正な裁判を受ける」「死刑判決を下されない」-の3点を向こう3週間以内に確約することを要請。米政府がこれに従わなかった場合は被告に対して追加裁判が認められるとした。

米政府からの確約があった場合は、5月20日の審理を経て移送の是非を最終判断するとしている。


アサンジ被告はオーストラリア出身。2010~11年、米政府や米軍のデータベースに侵入し、イラク戦争などに関する大量の機密文書をウィキリークスを通じて公表した。

米司法省は、被告が機密を暴露したことで多数の人命を危険にさらしたなどとして18件の罪状で起訴。被告はロンドンのエクアドル大使館に約7年間かくまわれていたが、19年に英当局に逮捕、拘束された。最高裁は22年4月、被告の引き渡しを正式承認した。

今年2月に高等法院で開かれた公聴会で、被告の弁護士は「被告の行動は通常の記者活動の一環だ」としたほか、情報の公表で誰かの生命に危険がおよんだ証拠はないと主張した。』



これらの問題は、昔も今も問題になっている「知る権利」と「機密保護」との鬩ぎ合い(せめぎあい)でしょうね。

米国側としては「国益」「国家の威信」をかけてアサンジ被告を死刑にしたいのが本音でしょうね。
連邦政府としての裁判にかけたいでしょうから。
ですから、おそらく公正な裁判、偏見の無い情報公開など、米国では無理でしょう。

一方で、イラク戦争に関する事だけではなく、水面下どころかアンダーグラウンドでの公然の秘密であった数々の事実をウィキリークスによって暴露され、多くの不正や不公平の現実を暴露、公開した事でこれらを世間の矢面に立たせる事が出来たことも事実です。

つまり、各国の報道機関が「見ざる」「聞かざる」「言わざる」で、やるべき事をしなかった「報道活動」をウィキリークスが行ってきた、とも言えるのです!!

この現実や緊迫化・緊張が増すばかりの世界情勢の中、ウィキリークスやその創設者のアサンジ被告だけを責めるのは問題が大きすぎます!!


【時局直言】ウィキリークス創始者アサンジ氏と知る権利とは
あなたはどのようにお考えですか??




Assange DefenseのXサイト バナー

画像右側はウィキリークス創設者のアサンジ被告


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ユアマイスター