お節句は子どもがいないこともあり玄関にちょっとしたお飾りのみ。

(画像:貝を台座にして作ってある小さな雛人形)





自分の雛人形は結婚するまで母が飾ってくれていた。



七段飾りの雛人形の顔や衣装や細かな細工がとても好きで



普通のお人形よりも雛人形を見つめ、熱心にお飾りの手伝いをして


遊んでいたのを覚えている。




娘ができたら娘がいたらこんなのを飾りたいなぁなんてよく考えたものだ。




今でも人形屋さんのホームページなどを見てうっとりすることも多い。




伝統の技というものがこんなに美しいかとため息が出る。



風習や祝いのしきたりなどこんな歳になるまで知らないことが多かった。





現代の有り様と伝統とはせめぎ合いのように見えてしまうが


日本人の思いが根底には流れているように思う。



なぜ伝統は受け継がれていくのか...





核家族になろうともマンション住まいになろうとも



ただひとつのためだけにそれは飾られる。






祝いの伝統は親の深い願いの中に今も昔もあるのだ。





 
<今日の好きな短歌>



ひとふさの葡萄を食みて子のまなこ牛睡ののちのひかりともり来


花山多佳子